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その3 IVYリーグをめざして ボーディングスクール留学

日本からIVYリーグを目指す場合、受験生が目標とするのは、SATやTOEFLのスコアを上げることだけではありません。学業以外の実績も重要な要素となります。しかし、日本の大学受験の流れのなかでは、ボーディングスクールのような総括的な教育を行う高校が日本にはないのではないかと思います。それ故に、中高一貫校、あるいは小学校から大学まで続いている学校が日本では人気があります。すなわち、受験という猛烈な忍耐勝負のその場限りの勉強を複数年にわたってする必要がないからです。
IVYリーグの大学をはじめ、アメリカで入学難易度が高い大学には付属校という中等教育機関は一つもありません。同様に中等教育機関においても超難関のテンスクールズにも、その次のランク4のボーディングスクール群にも付属中学や小学校はありません。
アメリカでは、大学、高校はそれぞれが独立して機能していて、それぞれの個性を選択する生徒たちもまた、一貫というラインを希望しないのが、彼らの教育における文化として定着していると思います。
ある女医さんから聞いたのですが、彼女の友人は、日本の大学を受験するにあたり、高校は最低の出席日数だけを確保し、あとは徹底して予備校に通い、余った時間を自分が愛するテニスに充てたのだそうです。結果は、大学に合格したそうで、今でも現役でばりばりドクターとして活躍しているそうです。
この種の受験合格秘話は日本ではたくさんあると思います。そして、私はその度に教育という人類が生み出した叡智が知識のみに置換されて使い捨てられている気がしてならないのです。学ぶということは、もっと面白く、深く、ためになり、人生を豊かにするものではないのでしょうか。
しかしながら、そこに至るまでの道が簡単であるわけがありません。たくさんの失敗や挫折も必ずついてきます。だから、人生は豊かであり、努力や情熱も必要で、時には自分の好きなことばかりをやっていられはしないのではないでしょうか。
本来人生を教えるべき教育が、点数だけで評価されるのは怖いことです。そうならないためにも、中学、高校時代が豊かであってほしいと思います。結果が求められるのは、大人社会の当たり前ではありますが、それまでは、なるべく多様な経験と未知なものへの好奇心を持ってもらいたい、そのようなことの実践がボーディングスクールの教育にはあるように思えます。

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