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お母さんの自立 その2 - 中学・高校留学

<前日のブログに続きます>
「(留学した)わが子がかわいそう」とお母さんが思うとき、私はその留学に危機感を感じます。単純に考えて、かわいそうであれば、なぜ留学させたのでしょうか。留学が楽しく、何の苦労もなく卒業という目標が達成できるということはありません。留学の最大のメリットは、10代の前半にして、今まで体験したことのないような苦労をして、そこから本当の自分を見出せるところにあると私は信じています。
本当の自分とは、長所よりも欠点を自ら見つめてそれを補うことにあると思います。留学においては、生徒たちはほっておいても、自然に自分の興味のある物事を模索し、それを追求するようになるものです。そうしないと、留学初期のサバイバルゲームに生き残っていけないからです。
そうすることは、留学生にとってごく自然な流れでもあります。スポーツや音楽、芸術活動をボーディングスクールが生徒たちに奨励し、積極的に課外の活動として取り組ませることなどを考えても、ポジティブ思考がもたらすエネルギーを上手にやる気に変換させる方法をボーディングスクールは良く知っているのと思います。
留学初期に上手に環境に順応できない留学生こそ、お母さんからのサポートがとても重要なのですが、「かわいそう」という感情は、おおよそ留学生の初期の問題を解決させる要素にはならず、本人をより深刻な状況へと追いつめてしまう結果になりかねません。
「かわいそう」の原因を作っているのは、多くの場合、留学生の意思表示の曖昧さによるものです。「週末にどこにも行けない」、「勉強についていけない」、「友だちができなくて寂しい」などなど、英語圏においては、自ら発信しなければ、何も与えられないという考え方は彼らの常識です。週末に何があるかを知り、興味あるものにサインアップするのが寮生活のルールです。勉強についていけなければ、先生に質問しなければいけません。思うように英語で質問できなければ、あらかじめ質問を考えなければなりません。友がいなければ、求めることです。求めるために、どうしたら自分をみんなに知ってもらえるかと考える。テストの点を上げるために考えるのではなく、生きていくために考えます。
悩めるわが子に対して、最も的確なアドバイスができるのがお母さんです。お母さんの今までの社会での経験が最大限に生かされるのが、わが子の留学当初半年間です。
つづく

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