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成長の個人差と学校の対応 中学留学

英語マスターの方法は一つだけではありません。聞いて覚えるのが得意な生徒もいれば、書いて覚えることを得意とする生徒もいます。先生に質問することや、人と話すことを不得意とする生徒もいれば、初めから英語力にかかわらず、それが出来る生徒もいます。
自分の学習スタイルをなるべく早く知り、最も自分が得意とする方法で学ぶのが、英語習得のベストと言えます。
日本では、この学習スタイルを知るという作業に時間と手間をそれほどかけていられないというのが現実ではないでしょうか。それは、小学校から大学まで求められることがとてもはっきりしているので、幼少時からそれに向かって一直線に進むことが、最も合理的な学習方法であることが、当前とみなされているからです。
とにかく、問題にあたり、それをこなしていく訓練を積むこと。それに集中できるように長時間にわたる勉強を続けること。繰り返して学習することで、知識の量を増やしていく。そして、その結果を数値化することで、とてもわかりやすく、迷う必要がありません。故に、それを受け入れること。そしていち早く目標に到達することがもっとも合理的という方法論が日本では、すでに確立されています。
英語圏の中等教育においては、そのような方法が取られず、本人のやる気を一つの方法に固定せずに、個性が重視されます。その象徴が、少人数のクラスです。1クラスが多くても15名なので、日本の授業に比べて、生徒が話す機会が多くなります。日本の「講義形式」の授業は英語圏の目指すものではなく、生徒から引き出すという形が取られるのです。
ボーディングスクールすべてに共通する少人数制クラスは、自己発見への機会をより多く生徒に提供します。朝、7時にはすでにスタートするボーディングスクール・ライフは午後3時(あるいは2時30分)に授業を終えるまで、小さなクラスでの学習を通じて、先生と生徒のコミュニケーションが毎日、続けられます。
つづく

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