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日曜コラム 世界一のサービス

全日空(NH)の国際線機内サービスは世界一ではないかと思います。
仕事柄、たくさんの飛行機会社を利用して来ましたが、NHは素晴らしいと思います。
また、NHをほめるのは、私の知る限り日本人ばかりではありません。
アメリカで仕事をしている多くの人からNHは選ばれています。
NHのCA(Cabin Attendant)は、
いつも笑顔で丁寧、行儀がいい、そして良く働きます。
北米大陸の都市を訪問することが多いので、
ユナイテッド航空(UA)をメーンとしている私ですが、
NHとUAを比較すれば、そのサービス質と量の違いは明らかです。
今回の学校訪問は、アメリカ東海岸、ニューイングランド地方と
南カリフォルニアのボーディングスクールを訪問した関係で、
帰りの便はNH1006、LA発00時50分、羽田着が05時00分でした。
ラッキーなことに、帰りの便はビジネスクラスにアップグレードされたとのこと。
元CAのお母さんに「こんなことってあるのですか」と聞くと、
席が空いている場合、そんなこともあるそうです。
さて、機内食ですが、NHとUAの差は歴然としています。
UAの場合、ビジネスでもエコノミーでも私が美味しいと感じるのは、
アイスクリームだけですが、NHの和食はとても美味しい。
白身魚がメーンというメニューはUAもNHも同じですが、
UAの魚はいつもぱさぱさで味がほとんどありません。
NHはUAのような味気無さは絶対にありません。
同じ白身の魚でもNHのものは、ぱさぱさなどということはなく、
とても美味しいのです。
CAも良く気がつき、フライト半ばで、乗客が休んでいる時でも、
しっかり客室を巡回していますし、何をオーダーしても、絶対に笑顔です。
UAではNHの笑顔はあまり感じられないだけでなく、
CA同士の放言雑談は日常茶飯事、そして、
「忙しいのだから、構ってられない」という雰囲気が充満します。
UAだけではなく、外資系の飛行機会社はみな同じではないかと思います。
要するに、お客様が気を遣うということです。
ボーディングスクール教育では、生徒が主人公であることが徹底しているのに、
どうして、飛行機サービスではお客様が気を遣うということになるのかと思います。
日本のホスピタリティーとボーディングスクールの教育のコンセプトが
うまく合体できないかと思います。
その課題を担っていくのは、若い世代と言い続けている私ですが、
その若い世代が海外に出たいと思えるような教育環境づくりを
これからも積極的に考えていきたいと思います。

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