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入学難易度について - ボーディングスクール留学

アメリカ、ボーディングスクールの入学難易度は年によって変化します。留学生の受け入れは、生徒全体に占める各国の生徒の割合を勘案して決定されます。一国からの留学生に偏ることのないように、恒に生徒全体と留学生のバランスが重視され、Diversity(多様性)という言葉にふさわしい生徒の構成であるかどうかが検討されます。
いくらボーディングスクール側が取りたい成績が優秀で英語力がある生徒であっても、締め切りの1月末日を過ぎての出願であれば、ランク4以上のボーディングスクールにおいては、寮の部屋が無いのですからその生徒を受け入れることができません。そこで、Waitingリスト(キャンセル待ち)という方法で4月の契約締切日以降に合格の通知が来る場合も考えられるわけですが、合格の保証はありません。
アメリカの教育文化には「浪人」という概念はないと言えますから、ボーディングスクールを受験する場合は、5-6校に出願することになります。日本であれば、偏差値という指標に基づいて、合否予測がかなり明確に数字で示されますが、アメリカの場合、偏差値という指標は使いません。また、入学難易度の高いボーディングスクールに合格しても、そこに行かず、規模の小さいボーディングスクールが、自分にとって「合っている」という本人の自主的な理由で選ばれることは、とても頻繁に起こることです。
寮生の数が多く、それなりの自主性と精神的独立心などが、入学当初から求められるということを、学校訪問の時に志願者は肌で感じるのでしょう。キャンパスを歩いている生徒の表情、訪問者に対する態度、そして、アドミッションスタッフの対応をアメリカ人は重視します。
ボーディングスクール側は、SATスコアの平均点、卒業生の入学した(合格したではありません)大学リストの公表、卒業生の声などで、自校の優秀性などをアピールしますが、どのデータをどれほど重んじるかは、出願者とその家族の教育的価値観で決まります。

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