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入学難易度― ジュニアボーディングスクール留学

今年度9月入学のアメリカ、ジュニアボーディングスクールへの入学出願の締め切りが近づいています。3年ほど前までは、日本人の受け入れに関してとても積極的だったジュニアボーディングスクールですが、年ごとに入学の難易度が上がっています。すなわち、7年生(中学1年生)からの入学であっても、明らかに英語力を要求するようになっています。
英語力を要求するレベルは学校によって2つに区別することができます。一つは、ある程度のコミュニケーションができるレベル、もう一つはコミュニケーションプラス読み書き能力を要求するレベルです。
コミュニケーションを要求する程度であれば、TOEFLJuniorで750点くらいの英語力があり、かつ面接で相手の簡単な質問が理解できて、それに答えることができれば十分に合格の可能性があります。もう一段階上のレベルになると、SSATが要求されます。ジュニアボーディングスクールでSSATを受けなければいけないほどにアジアの留学生のレベルが上がっていると言えると思います。
ジュニアボーディングスクールの入学難易度を上げているのは、中国人留学生の増加によるものと思いますが、韓国人留学生も数は減っているものの、出願者のレベルは上がっているとみて間違えないと思います。
これからロシア、東ヨーロッパからの出願者が増えれば、ジュニアボーディングスクールレベルでSSATを受けなければいけないことが定着する可能性もゼロではありません。そうなると、アメリカ、東海岸への中学生留学はいよいよ難しくなります。
アメリカ、東海岸の主たるジュニアボーディングスクールの数はboarding school reviewで調べれば明確ですが、10校もありません。本来、ごく限られたアメリカ人ファミリーのための学校であり、世界から出願者が殺到することは数年前までありませんでした。しかし、瞬く間に、おおらかでのんびりとしていた小学生と中学生のためのボーディングスクールの留学生受け入れ環境は激変したといっていいと思います。
このような現実を知らずに、ジュニアボーディングスクールに出願するのは、とても危険と思います。どこかに受かる状況ではないからです。しかし、問題の本質が英語力であることを考えると、日本からの出願者の英語以外の学力が評価されないのは、きわめて残念なことです。
これからのジュニアボーディングスクール出願対策は、できれば入学2年前から初めて、最初の1年間は英語力アップのための戦略を立てる必要があると思います。

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