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日曜コラム 剣道のオリンピック種目化

世界に普及しつつある日本の伝統武術である剣道ですが、
国際的なスポーツとして、オリンピック種目への働きかけがあります。
現在、剣道の世界選手権は3年に一度ひらかれて、1970年開始依頼、
2006年、台北で開かれた大会を除き、日本が常勝しています。
個人戦では、男女ともに日本人選手がすべて優勝しています。
剣道の歴史や選手層の厚さからして、日本常勝は当然でしょうが、
もし剣道がオリンピックの種目に加えられれば、剣道人口はかなり
増えるのではないかと思います。
世界剣道大会が開かれるのは、日本だけではありません。
韓国、アメリカ、カナダ、イギリス、ブラジル、イタリア、台湾、フランスが
今までの世界選手権大会の行われた国です。
テレビの報道によると、剣道のオリンピック種目化を目指して、
剣道が盛んな国が集まってその可否を話し合う場では、
日本は「反対」の立場をとっているそうです。
柔道の例を見るように、日本のスポーツが国際化されると、
そのスタイルが変化します。
柔道であれば、一本を重んじる日本式柔道から、
かなりこまかなポイント制に世界での柔道は移行していきました。
剣道も当然のことながら、一本と反則(2回で一本)だけの現在の規則から、
世界に開かれれば、技ありや指導、注意などの販促規定の強化や、
審判のジャッジへの抗議が認められるなどして、録画による判定など
日本剣道が完全に変形してしまうかもしれません。
それならば、今までのスタイルでやっていこうというのが、
日本の剣道の国際化における立場なのでしょう。
剣道は、礼に始まり礼に終わると言われています。
打って反省、打たれて感謝など、剣道の精神には日本人の謙虚さや
真面目さ、相手を尊重する礼儀正しさが明確です。
おそらく、日本に剣道が留まっている以上、この精神は変化しません。
しかし、一旦剣道が世界に開かれれば、勝つ剣道のスタイルは
ルールの変化とともに、変わっていくと思います。
必要以上に防御に徹するとか、その反対に攻撃だけで一本をもぎ取るという、
攻めに徹するスタイルの剣士も登場するでしょう。
それが国際化ということだと思います。
それ故に、日本が剣道の精神の大切さを世界により知らしめるのです。
そのためには、英語も必要でしょうし、審判の質の向上もあります。
変化を受け入れることが、今の日本には必要と思います。

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