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問題解決力と家族の絆 - ボーディングスクール留学

<先週土曜日のブログに続きます>わが子の留学を通じて、「自分が成長しました」というお母さんが多いのですが、その成長の内容について考えてみたいと思います。
留学当初、半年間ほどは、お母さんはわが子の異文化適応に対して、とても心配であるのは言うまでもありません。毎日、「きちんと食べているか」、「生活はしっかりと出来ているか」、「勉強にはついていけているか」、「いじめられてはいないか」、「帰ってきてしまうのではないか」、などなどその不安は蓄積され、眠れない夜も多々あるというのが現実と思います。
お母さんは主体的に何ができるでしょうか。
子どもたちの現地からのいろいろな発信に対し、お母さんはできうる限りの想像を働かせてわが子の安定を図ろうとします。精神的なバックアップだけではありません。9月に新学期がスタートして10月のペアレンツウィークエンドをはじめとして、学校を訪問する機会は年に3回ほどあります。単身でわが子に会いに行く、現地で行動しやすいようにレンタカーを借りるなど、お母さん自らの行動半径も大きく拡大される可能性が拡大されます。
11月の感謝祭、12月の冬休み、3月の春休みなどは、留学生は帰国するために子どもたちとの対話、状況確認、そして対処は日本での日常から比べれば、環境がトラスティックに変化するために多くなるのが留学の現実でもあります。
では、どのように子どもたちの留学当初の不安や疑問にお母さんたちは答えるのでしょうか。
一言で言えば子どもの立場になって考えるということだと思います。今までは、子どもたちがやることは、すべて把握できていましたから、完璧なマネージャーであり、リーダーでしたが、留学では今までのコミュニケーションは成り立ちません。彼らの立場に立って、彼らの状況を最大限に理解し、「私がその立場であれば・・・」という想定のもとで、子どもたちを誉め、励まし、的確なアドバイスや指示、そして必要に応じて、学校との連絡を取ります。
コンサルタントの仕事はその半分くらいがお母さんとのコミュニケーションから発生するという実情がご理解いただけると思います。

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