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そとから見た日本-4

<前日のブログに続きます>
中学、高校留学が大学留学よりもなぜメリットがあるのか、
前日に続いて、さらに考えてみたいと思います。
添付の写真ですが、ニューヨーク州、レイクプラシッドにある
North Country School(生徒数:90名、共学、学年:4年生~9年生)の
Director of Admission、David Damicoさんが送ってくれたものです。
Campus from BR
この写真を見て何を皆さんは感じますか。
柔軟な感性を伸ばすためには、良い環境であると思いませんか。
写真中央が学校とその敷地で、隣には湖が見えます。
ここで小学4年生から中学3年生までの生徒が学びます。
学校には、馬、にわとり、羊、ダチョウなどたくさんの動物がいます。
中学時代をこのような田舎で過ごすことで、子どもたちは何を学び、
何を感じるのでしょうか。
日本でもこのような自然そのままの場所はたくさんあると思いますが、
そこに寮のある学校はとてもまれです。
アメリカのボーディングスクールはこのような立地条件の学校は
当たり前です。
長い一生の中で、自然しかないという環境で数年間を過ごすことで、
生徒の世界観、人生観がどのように変わり、形成されていくでしょうか。
人の集まるところが、必ずしも情報収集の場所ではなくなった現代で、
自然の意味を考え、サバイバルも経験して、次のステージに立つといった
教育方法が実は、生きるための良いバランスを保つことに
大いに貢献することになるのではないでしょうか。
教育は知識を詰め込むことだけで完結できるものではないと思います。
それを必要と感じさせ、自らをそこに向けさせることが、
これからの教育には必須事項と思います。
そうでないと、外から日本を俯瞰することができません。
日本の良いところも、そうでないところも、冷静に感じられてこそ、
その後の学習に役立てることができると思います。
10代の感性を育て、伸ばす場としての留学は、
それを体験した人々に日本の魅力をより印象付けるとともに、
世界のなかの日本を理解できるだけの意欲も与えてくれることでしょう。

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