留学コンシェルジュ

そとから見た日本-2

<前日のブログに続きます>
昨日のブログを読んで、「先生に質問することがそれほどまでに大変なのか」
という感慨を持たれた人も多いと思います。
留学生によっては、質問を苦にしない人もいますし、そうでない人もいます。
その比率は1:9くらいが現実です。
英語の習得度も早い生徒では、3か月くらいで生活に不便を感じなくなりますが、
すべての生徒がそうであるわけではありません。
最近、ある出版社の依頼で中高留学について聞かせてほしいということで、
中高留学生の現実について話すと、彼らはとても驚いた様子でした。
なにしろ、中学、高校生の留学の目的は、「英語力をつけること」、
ボーディングスクールとは、「セレブな家庭の子どもたちが学ぶところ」など、
おおよそ現実の中学、高校留学生の実際とまったく違ったところに、
彼らの目が向けられていたことが、私にも驚きでした。
グローバルな視点が叫ばれていますが、もし中学、高校留学の大目的が
語学習得にあるとすれば、留学よりも語学習得の技術と機会を国内で
考えたほうが合理的であると思います。
ボーディングスクールが一部のファミリーだけのものであるならば、
そこで学ぶ生徒への奨学金支給率が35%にもなる事実は
どう理解できるでしょうか。支給の主体は財団や社団ではなく学校です。
私が中学、高校留学の実際について、寄稿しているあるサイトがありますが、
そこには、中学、高校留学体験者の記事も掲載されています。
彼らの体験を読んでみると、特に面白いことが書かれているわけではありません。
留学の動機、現地での生活、そして社会人となって振り返った学生時代など、
センセーショナルなものでは決してなく、淡々とした日常が書かれています。
個人的なことで恐縮ですが、自分の息子を留学させた立場から言えば、
留学で学んだことの総合評価は長い時間をかけて
醸成されるのでは、ないかと思います。
できることならば、親としては留学の結果を早く見たいのもですが、
言葉の習得度は目に見えるとしても、生き方や価値観に影響するような
留学の効用というのは、留学体験者があっさりと表現できるものではなく、
理論づけて説明できるものでもないでしょう。
しかし、着実に10代の異文化体験は、彼らの人生を変える力を
持っています。
つづく

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