留学コンシェルジュ

日曜コラム お母さんの英語力

「もっと英語、勉強しておけばよかった」、たいていのお母さんが
わが子を留学させてから、そう言います。
もちろん、「今からでも遅くはないので、ぜひ英語に取り組んでください」と
私はアドバイスをします。
英語はそれ自体をマスターすることが目的ではありません。
ですから、「まず英語を学ぶこと」というスタンスで臨むと、
すぐに学習の壁にあたってしまい、うまくいきません。
英語は自分を表現し、広義に相手を理解するための手段です。
学習という時間と精神集中要する作業を最初に持ってくるよりも、
使わなければならないという必然から入るとよいのではないかと思います。
余談ですが、東京へのオリンピック誘致が決まった時、評議員を引き付けた
プレゼンテーションに滝川クリステルさんの「おもてなし」があったと
評判になりました。
おもてなしは英語で言えば、Hospitalityですが、
日本のそれはとても質と量がリッチです。
外国旅行に行き、空港のインフォメーションの対応を日本のそれと比較すれば、
日本の「おもてなし」がいかに驚くべきものかがわかります。
まず、受付にいる人の態度が素晴らしい。いつも笑顔で、きちんとしていて、
説明の仕方や渡してくれる資料など完璧です。
一方で、アメリカの大きな都市の空港のインフォメーションにいる人は、
愛想がなく、疲れた顔をしていて、「何か用?」というような対応です。
インフォメーションだけではなく、飛行機のフライトアテンダント、
一般のレストランやスーパーなどで接する人々もおおよそ同様なのです。
そこで、「日本はいい国だ」と感じることが、実用英語学習の起爆剤には
なりえないでしょうか。
日本の食文化、清潔さ、きめ細かな配慮、気遣いなどは、
とうてい、英語圏では容易に発見できるものではありません。
そのような、日本の良いところを子どもたちの留学を機に発見すれば、
「ぜひ、彼らにお伝えしたい」ということにはならないでしょうか。
たとえば、日本のお母さんたちが子どもたちの学校で手料理を披露したら
おそらく、そこを味わった人々は、その美味を惜しみなくたたえるでしょう。
それが、小さな文化交流のきっかけにはならないでしょうか。
良いところを表現する、その手段として英語を使うというスタンスであれば、
実用英語はお母さん方にとって、それほど難しくなくマスターできると思います。

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