留学コンシェルジュ

休日コラム 連休中の来訪者

台風18号の影響で日本中が荒れ模様の天気のなか、関西から来客がありました。
以前に留学のお世話をした人で、現在、関西の大学で働いています。
日本の学生を現役でお世話している人からの話は大変貴重です。
現場からもたらされる話で、驚いたのは、日本の学生の英語力です。
ペーパーベースTOEFLの平均点がなんと400点に到達しないというのです。
この点数は、コミュニケーションの道具として、英語を使うことが
ほぼできないことを意味しています。
「大学の入学難易度による英語力の違い」はもちろん認識しています。
そのうえで、日本の難関と言われる大学生にTOEFLを実施しても、
同じような結果がでるのではないかと思います。
「どうしてか」というと、受験が終わった瞬間から、
いままで詰め込んでいた知識の多くが忘れ去られてもいいからです。
知識が使い捨てになっているから、このような結果が出るのだと思います。
英語力だけでなく、現役の学生たちの生きていく力ですが、
「受け身」、「決められない」、「問題解決力不足」などなど、
学生をお世話する側からもたらされる情報は、ネガティブなものが多いのです。
お世話をする人が、高校時代に留学経験があり、異文化の中で苦労したという
自分のなかの基準があるがゆえに、日本の大学生に対して、
厳しい視点を持っているのかもしれません。
しかし、英語力や一般的な社会性は、社会人となった人から今の大学生を
見た場合、どのようにとらえられているのでしょうか。
英語力、社会性、適応力などは、教育システムを変えることによって、
変化すると思います。問題は、その変化を社会が望むか、受け入れるかです。
また、変化を実行する側も、システムを変える決断をしなければなりません。
勇気が必要ですが、今こそ、それが求められていると言えると思います。
関西から来訪した人は、この連休をこちらで過ごす予定でしたが、
台風の直撃で月曜日の交通機関がマヒすることも考え、
予定を早めて、関西に戻りました。
「火曜日に仕事があるから」というのが早く戻った理由です。
日本人は、英語圏の人々と比べて、「勤勉である」ということは、
まだ風化されてはいません。
勤勉さや協調性がグローバルな社会とうまく調和できるように、
これからもこの仕事を通じて、教育に貢献したいと思います。

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