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アメリカ文化-先住民族の人々

<先日のブログに続きます>
グランドキャニオン、モニュメントバレー、セドナを旅して、「百聞は一見にしかず」ということを実感しています。旅の前は、「自然」、「何もない」、「静か」、「いなか」などをイメージしていました。
実際は、「自然と人間」、「何でもある」、「リゾート」、「途切れない人の群れ」でした。特に、セドナは緑が豊富で自然のエネルギーが満ちているということから、近年になり一気に開発が進んだのではないかと思います。こんな小さな町ですが、 映画祭なども企画されているようです。確かに、多くの人を受け入れるだけの施設が整っています。
この開発のパターンが、先日のブログでも述べましたが、パームスプリングスと似ているのです。メインストリートの両側に広がるしゃれたレストランや土産物の店、そして街をすぎると高級住宅、別荘、そしてホテル・・。パームスプリングスのまわりも、砂漠のようなところです。そして、そこにもインディアンレザベーションがあります。
先住民族の人々ですが、モニュメントバレー地区のホテル、土産物店などで働いていたのは、ほとんどが女性でした。男性はどこにいるのだろうかと思います。ジープドライバーは初老のおじさんたちでした。若い男たちは、どこにいるのだろうかと思います。いずれかの機会に誰かに尋ねます。
景観としては、自然の畏怖を感じる荘厳なモニュメントバレー地区ですが、人が住むにはとても不便なところと思います。そんな地域の小さな集落的町にもエレメンタリースクール(小学校)とハイスクール(中学・高校)があります。ともにパブリックスクール(公立学校)ですが、この施設は私が良く訪問するアメリカ東海岸地方のパブリックスクールとそれほど差異はありません。よく整備された夜間照明付きのフットボールフィールドとトラック、広い土地を使って、近代的な校舎がゆとりをもって建てられています。
ここで暮らしている人々にも、教育は平等に与えられていると思います。
そして、彼らが望みさえすれば、この自由と機会の国では、可能性は無限に広がっていくと思います。この地から、先住民族の誇りと現代のインテリジェンスを兼ね備えた人々がなるべく多く世に出て、活躍できたらいいと思います。
子どもたちひとり一人に平等に与えられている素晴らしい贈り物が教育であることは間違えありません。

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