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アメリカ文化-モニュメントバレーとセドナ

<先日のブログに続きます>
ネイティブインディアンレザベーション(居留地)であるモニュメントバレー地域では、酒類の販売はすべて禁止されていました。ホテル、レストラン、いずれの場所でも一切、アルコールを含む飲料は飲めません。
グランドキャニオンとならぶアメリカの有数の国立公園であるモニュメントバレーですが、どうしてグランドキャニオンのホテルやレストランでは普通に酒類が楽しめるのに、モニュメントバレー地域では酒類が一切提供されないのでしょうか。
モニュメントバレーから、荒涼たる地域を車でかけ抜けて、標高1500メートルを超える高台にあるフラッグスタッフ空港をさらに南に下った山間の町がセドナです。標高は1300メートル余りで、パワースポットとして世界的に有名なこの町は、とてもしゃれた町で、その目抜き通りは南カリフォルニアの避寒地、パームスプリングスを彷彿させます。
ハイヤット、シェラトンなどのハイランクのホテルもあり、テラスつきのレストラン、カフェなどもそこかしこで見られます。パワースポットめぐりのジープはピンクで統一されていて、人を乗せるスペースや外見もモニュメントバレーのポンコツとは比べ物にならないほど整っていて、新しくもあり快適です。もちろん、酒類の販売も自由で、ホテルのバーカウンターにはワイン、スコッチ、ジン、ウォッカ、バーボンなどなど、世界のお酒がずらりと並んでいます。
小さな町並みを少し外れると、片側2車線の良く整備された広い通りの周辺には、ゆとりを持ったつくりの別荘や高級住宅がズラッと並んで建てられています。
グランドキャニオン、モニュメントバレー、セドナ、どの地域も今から200年くらい前は先住民族が自然と共存していた地域に違いありません。それが今では、この地域の誇り高き先住民ナバホ族は、やせた土地に押し込められて、生活の自由すら奪われているのではないかと私は思うのです。
アメリカとは難しい国です。いろいろ考えさせられます。
自由と機会を求めて、多くの人々がヨーロッパからこの大陸にやって来ましたが、彼らの自由と機会のために、文字を持たず、社会インフラ的にはかなり劣っていた先住民はおおよそのものを破壊されてしまったようです。
文化の優劣はあり得るのだろうかと理屈を言っても始まりません。先住民たちは過去がどのようなものであっても、これからを生き抜かなければなりません。保護に甘えていて、損するのは彼ら自身です。
つづく

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