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親の意識と子の意識-6

<前日のコラムに続きます>
10代のうちから、生きる力を学ぶというのが、結局のところ私が追求したい教育の根本にあります。
これからの世界で日本が生き残っていくために、私は世界を知れば知るほど、日本の文化の良いところと、世界に学ぶべきところが自分自身のなかで明らかになっていきます。
それをどのようにして、これからの日本を支えていく人々に伝えるかを、「10代の人々の教育を通じて」考えることが、私の使命であると思っています。
今回のグランドキャニオン、モニュメントバレー、そしてセドナへの旅で、私はアメリカの自然に対して畏怖的震撼を体験しました。そして、それを取り巻いている人間に対しては、同じアメリカでありながら、それぞれの地域でまるで別の国のような文化的印象を受けました。
さらには、息子と家内との十数年ぶりの旅でもあり、成人となっている息子から聞く昔話から私は明らかに彼の人生を感じ取ることができました。彼の友だちの過去と現在、彼の今の英語力と今後の課題、そして彼自身の今後の身の振り方など、とてもざっくばらんに知り、話すことができました。そして、親として彼にすべきことのうち、そのすべてがアドバイスであり、指示することではないことは私のなかで明らかです。すなわち、彼の生きる力も彼自身が15歳から今までに自らが醸成していったことになると思います。
私から息子への「留学とは何であったか」という質問に息子は、「経験である」と答えました。「その経験はどんなものだったのか」ということに対しては、「生活、文化、考え方、自然の常識、認識の違い」だそうです。「その効用は」については、「留学している最中には、わからず、その後にわかるものだ」ということでした。留学そのものが、未来の役に立つという客観視は留学中の本人にとっては、とうてい考え得ないことなのでしょう。
だからこそ、親の判断が必要なのです。特にこれからの教育における選択肢は、グローバル社会対応ということが必須となり、国内完成型と世界完成型にはっきりと分かれていくと思います。そのために、まず親が世界に意識を持つことが子どもの教育を考えるうえで最も重要なことであると思います。

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