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◆ スイスとUSボーディングスクールの違い

スイスのボーディングスクールは、IBプログラムを主体に学校が運営されていますが、アメリカのランク4、5のボーディングスクールにはIBプログラムはありません。
入学審査に関して、スイスのボーディングスクールは独自のテストを実施して志願者の英語力、数学力を確認しますが、アメリカではTOEFL、ジュニアTOEFL、SSATという日本式に言えばセンター試験的なテストを志願者に課して、その英語力を審査します。
推薦状の提出もアメリカの場合、英語、数学、学校管理者からとかなり徹底していますが、スイスの場合、必ずしも3通が必要とは言えません。
英語力については、スイス、アメリカともに、オーラルコミュニケーション(話す、聞く)については、面接で確認しますが、スイスのほうが、オーラルよりも読み書きを重視すると言えると思います。
この比較はアメリカのボーディングスクール、ランク4、5を対象とした場合です。ランク3、2の学校については、必ずしもこの限りではありません。アメリカでもランク3、3.5のボーディングスクールはIBプログラムを導入している学校もあります。
スイスのボーディングスクールはその数が少なく、生徒募集はスイス人よりも世界各国に広がるために、IBプログラムという彼らにとって使い勝手が良く、内容も充実したものを取り入れることができたのではないかと思います。
アメリカやイギリスのボーディングスクールは、スイスのそれに比べれば、歴史がとても古く、その学習内容すなわちプログラムはすでに確立していて、IBプログラムを採用する必要はありません。
単純に言えば、彼らのやり方でアイビーリーグ、オックスブリッジなどの難関大学に多くの合格者を出してきたわけで、そのやり方を改革する必要はないということです。
IBプログラムが実際に世界のインターナショナルスクールで稼働し始めたのは80年代だと思います。そして、このプログラムは世界中に広がりつつあります。日本でも10校余りの私立高校がハイスクールIBを導入しています。
TASIS、Leysin American Schoolはともにアメリカの教育をスイスでという理念で創立されましたが、今では、アメリカンディプロマよりもIBを中心に運営されています。両校ともに、後期中等教育の内容を追求してIBに至ったわけですが、アメリカン教育に固執せずに中身を重んじたところが、いかにもスイスのボーディングスクールと言えると思います。
つづく

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