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● ニュージーランド留学 大学受験TOEFL、IELTSについて

ニュージーランド留学に限ったことではありませんが、英語圏の高校を卒業した留学生が大学に進学する場合、英語がどれだけできるかが、志望校合格への大きな目安になります。
一般的に日本の難関大学に合格するためにはTOEFL(IBT:Internet Based TOEFL)で100点(満点120点)以上を取る必要があります。この試験ではリスニング、スピーキング、ライティング、リーディングそれぞれの分野での英語力が要求されますが、解答はすべてインターネットを通じて行うために、パソコンの基本操作ができること、またライティングのためにキーボードからブランドタッチで英文を入力する必要がります。
ニュージーランドでもコンピュータの基本操作を学ぶクラスなどもあり、グラフィックデザインや先生から与えられた課題のリサーチなどにコンピュータの使用は欠かせません。基本的にはタイピングができなくても、高校は卒業できますが、日本の大学への進学を希望する留学生は、コンピュータの使用を留学中にマスターすることをお勧めします。
TOEFLはアメリカで開発された大学受験のための英語力テストですが、IELTSはイギリスが開発した英語力テストです。日本の大学受験に際しては、いずれのテストでも認められるようになっていますが、ニュージーランドにおいては、IELTSのほうが受験しやすくなっているようです。
日本の大学を目指す留学生にとって、この二つの英語力テストは、実質的な「センター試験」ととらえてよいと思います。留学中に学んだ知識は、ほぼ「英語」として頭に蓄積され、学んだ科目にかかわらず英語でのコミュニケーションが基本ですから、留学中、よく努力し、学んだ生徒は結果として総合的な英語力も必ず向上します。ただし、ニュージーランドの場合は、高校3年間の科目取りは、基本的には本人の選択によります。そのために、読み書きを重視しない科目を中心に取って、Level1、2、3を終了することは可能ですから、そのような場合は、TOEFL、IELTS対策を夏休みの帰国時(12月1月の2か月間)にやる必要があります。
英語力の他には、小論文対策、面接対策、そして学校での成績対策が必要です。
小論文は、日本語でのものが多いようですが、学校によっては、英語になります。また、試験会場で書かせるものと、出願時に提出するものがありますので、共通願書のない日本の大学受験においては、それぞれの大学の入試要件を一校ごとにしっかり調べて、もれのないように出願書類等を考えていきます。

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