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● ニュージーランド留学―その特徴1 入学難易度・受入れ体制

ニュージーランドの中学、高校を訪問して、留学生受け入れの実際をみると、英語圏ではあるものの北米やオーストラリアの留学形態と違ういくつかの特徴が挙げられます。それらについて考えてみたいと思います。
学校のランキングと入学難易度について
ニュージーランドの中等教育機関は、アメリカ、カナダのボーディングスクールに見られるような入学難易度ランキングはありません。卒業生の学力評価の基準となるNCEA(全国統一学力試験)の成績ランキングはNZQA(New Zealand Qualification Authorities:ニュージーランドの教育資格審査機関)によって公表されていますが、人口が444万人あまりのニュージーランドでは、NCEAランキングの高い学校に人気が集中するといったことはありません。
留学生の受け入れについても、アメリカボーディングスクールに見られるように高校1年生のレベルでTOEFL80点の英語力を要求する学校は皆無です。ニュージーランドへの留学において、学校の選択はほぼ生徒が自由に行うことができるということになります。
留学生受け入れ体制について
留学生を受け入れるあたり、ニュージーランドの学校はNZQAが定めたCode of Practice(留学生受入れの規則)を遵守することが義務づけられています。NZQAの母体は教育省ですから、国家が留学生受入れに関しての詳細を規定していることになります。このような留学生に対するいわば国家保護、保障システムはニュージーランドだけに見られる大きな特徴です。
留学生の受け入れで最も重要なのは、彼らのための英語に関する教育と宿泊場所の確保であると思います。まず、英語力を補うためにESLクラスを設けるというのは、ニュージーランドの場合、受け入れ校の義務となっています。ESLクラスを設置している学校には、留学生担当責任者、ホームステイ関連の担当者、そして会計担当者、ESL教師が必ずいます。留学生受け入れ規模の小さい学校はまれに、留学生担当責任者がホームステイ探しやトラブルシュートを兼ねる場合もありますが、ESL教師は独立して留学生に英語を教えるシステムになっていると言えます。
宿泊場所としては、ホームステイがニュージーランドでは主流です。寮のある学校もありますが、その数は多くはありません。寮生のうち、地元の生徒たちは週末は自宅に帰るのが一般的です。
ホームステイを留学生に紹介するにあたり、学校の担当者が事前にホストファミリーを必ず訪問して、留学生に1部屋が与えられること、ホストファミリーに犯罪者がないことなどを確認することがCode of Practiceによって定められています。

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