留学コンシェルジュ

○ こころの故郷としての学校

誰にとっても故郷はとっても大切な場所です。
そこは、こころが安らぐところであり、体もリラックスできるところです。
気遣いも必要なく、自然にのびのびと過ごせるところでもあります。
アメリカのボーディングスクールを訪問していると、
時に懐かしい人に会うこともあります。
長くコンサルタントをやっているので、
80年代から知っている学校関係者の人たちの中には
校長先生に成った人もいます。
その人たちとの共通の話題は、昔お世話した生徒たちです。
卒業生たちが時々学校を訪問するということを知るにつけ、
彼らにとって、10代に経験した異文化の学校というのは、
こころのなかの故郷なのだと思います。
親から勧められても、あるいは自分から望んでも、留学という
母国語の通じない環境での生活が彼らのこころに与えるインパクトは、
言葉では表現できないほどに辛く苦しいこともあったと思います。
こころがくじけそうになったことも頻繁にあったと思います。
英語がわからないのみでなく、食べるものはまずく、
自分を気遣ってくれる人もいないと思いこむ。自分の勘と少しばかりの
行動力と、どうにかなるさという楽観性で、日々を過ごし、
毎日、毎日、ほんの少しの嬉しいことや、良かったことなどを
自分で取り上げて、「できた」を重ねていくという作業の繰り返し。
それを支えているのは、親であることは間違えありませんが、
親は現場にはいません。
だから、現場の人たちの親切やちょっとした気遣いが留学生たちには、
キラキラと輝いて「見える」のではないかと思います。
そんな時、彼らはこころからありがたいと思うことでしょう。
それを表現できなくても、こころにはしっかりと貯金されているはずです。
それが積み重なっていくと、
徐々に彼らの精神は太くたくましくなっていきます。
だから、彼らは「母校」に戻っていくのだと思います。
この一連のこころのストーリーは留学生、現地の生徒にかかわりなく、
共通する概念であると思います。
そして、それを理解できる先生がボーディングスクールには
たくさんいて、そこで暮らす生徒たちの面倒を見ているのだと思います。
辛いこと、苦しいことなどは、できるのであれば誰でも避けたいと思います。
しかし、そのようなことのない人生は考えられなく、
むしろ、精神のプラスとマイナスはお互いに作用し合わないと、
次の段階にのぼっていけないのではないかと私は、
留学する子どもたちを見ていて思います。
彼らにとって、海外で過ごした10代の学校は、
第2の故郷なのだと思います。

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