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★アメリカボーディングスクールの活用方法1

アメリカのボーディングスクールを活用するために、日本からの留学生に最も求められるのが英語力です。どのような難易度ランキングのボーディングスクールに行くにしても、英語力があれば学校生活が楽に展開できることは間違えありません。
小学校までは、家族の絆や本人の社会的成熟度、基礎学習への習慣性などを身につけるために寮生活は必ずしもおすすめできませんが、中学校の段階であれば、ジュニアボーディングスクールからスタートして、自らが希望するボーディングスクールに進学するという教育プランは十分に可能です。もちろん、その先には、世界の大学への進学が視野に入ります。
アメリカのボーディングスクールでの教育を考える場合、日本の私立中学、高校の教育形態と明確に異なる要点を認識しておく必要があります。
第一にテンスクールズに代表されるように入学難易度の高いボーディングスクールはおおよそ9年生から12年生の「高校」です。日本のような一貫校はアメリカにもありますが、小学校からの「お受験」という習慣はありません。いかにして、入学難易度の高いボーディングスクールに進学するかがアメリカでは問題になります。
第二にボーディングスクールでの学習は徹底した読み書き、リサーチ技術、プレゼンテーション、リーダーシップ教育などいわゆるリベラルアート教育が中心にあるということです。アメリカの大学進学には、SATという英語力、作文力、数学力を問うセンター試験があります。更に、学部によっては、生物、物理、化学、歴史など追加科目の試験が求められます。
ボーディングスクールでは、これらの試験に対する特別な講習やカリキュラムはほとんど組まれません。もちろん、SAT対策のための補習は期間限定で行いますが、それはあくまでも学校独自のものではなく、外部のプログラムを自校でオプションとして行うものです。
高校で行うカリキュラムを2年生までに終了して、3年時はもっぱら受験対策などに費やすという習慣はボーディングスクール教育にはありません。
では、「ボーディングスクールではSAT対策はどのように行うのか」ですが、先生の指導を受けながら、生徒自らが日常の時間を工面して行うことになります。というのは、SATは学力水準試験ですから、その傾向と対策というよりも、ここまでのことを覚えるといった学習範囲が限定されている種類の試験なのです。
つづく

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