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★中学・高校留学 受験システムアメリカ編3

<前日のブログに続きます>
② 学校の選定について
北米にある300校あまりのボーディングスクールを選定する際の要素は、英語力、
成績、そして特技の3つです。英語力と成績は日本人留学希望者の場合、おおよそ関連していますが、留学に必要な「実用英語」という点では、英語知識はあるものの、それを現場で使いこなせるようになるまでには半年から1年ほどかかるのが通常です。したがって、英語力を十分につけるために、学年を1年落として入学するのが賢明です。
どのようなボーディングスクールを出願先に選定するかについては、志願者の下記の要素をもとにおおよそ決めていきます。
① 英語でのコミュニケーションができる
② 英語でのコミュニケーションが無理な場合
③ アート系、スポーツ系に特化した学校選定
上記、①のケースはランク5、4のボーディングスクールへの出願を考えます。そのためには、TOEFL、SSATのスコア提出が求められます。TOEFLは80点以上、SSATは60パーセンタイルくらいがランク4以上のボーディングスクール受験の必須要素となります。
英語のコミュニケーション力は主に、インタビューで審査され、志願者が質問に対してどのような解答をするかで英語力は判断されるようです。
成績とTOEFL、SSATの関連性ですが、一般的には成績が1から5段階評価で4.5以上というかなり良いものでも、TOEFL、SSATのいずれかが基準以下であると合格できません。現実的に、TOEFLが高得点でSSATが低いというのは考えられませんから、成績、英語力がそろっている生徒の場合、SSAT対策が受験の決め手になるでしょう。
ランク4,5のボーディングスクールへの合格を目標とする場合、ブラインドタッチのタイピングに精通しておく必要があることも知っておかなければいけません。TOEFLがすべてオンライン化されていて、英語の作文はパソコンにキーボードで打ち込みます。筆記用具は一切使用しません。
出願に関してもオンライン化が進んでいます。SSATオンライン、GATEWAY、そしてそれぞれのボーディングスクール独自のオンラインによる出願がランク4以上のボーディングスクールでは一般的です。その場合、本人の作文はTOEFLと同様にパソコンに本人が直接打ち込むことになります。
つづく

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