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○子どもたちの秘められたちから3 お母さんの力-1 

愛情を感じ取る鋭いこころのアンテナを子どもたちは持っていると思います。それはとても繊細、ナイーブ、敏感で、恒に変化、成長しています。そのアンテナはいつもお母さんの方向に向けられているのですが、当の本人はそのことに頓着しません。
あるお母さんが春休みにわが子と一緒に留学先国で過ごすことになりました。その時に出会った現地で暮らす人との会話です。
―お子さんは、お母さんのこととても好きなんですよ
「えー、そんなことないですよ。無口な子で、あまり話をしませんし・・・」
―お母さん、ご自身は見えないかもしれませんね。お子さんがいかにお母さんを頼りにしているか。お母さん次第で、お子さんはこれから、変わっていくと思いますよ。
「あら、そうでしょうか。まだ、私には良くわかりません。だったら、私もあの子をよりよく知る必要がありますね、でもあまり話しませんし、子どもの理屈についていくのは、とても疲れます」
―無理についていく必要はないでしょうね。本来、ほってもいてもあの子は、自分でできると思います。でも時々、お母さんの意見とお子さんの意見は食い違います。そんな時は、深呼吸をして、肩の力を抜いてくださいね。お母さんが感情的になるのが、お子さんにとり、とってもこころの負担になると思います。
「でも・・・。もしかすると、私、自分が抑えきれないことがあるのかもしれません。それと、どうしても、こどもに自分の理屈で対抗してしまう。」
お母さんは、子どもにとって太陽のような存在であると思います。子どもの精神に命を吹き込んでいるのは、お母さんであると思います。留学生が異文化というとってもタフな環境のなかで、大人が及びつかない適応力を発揮し、みるみる成長を遂げていくのは、お母さんの恵みがあるからにほかなりません。
もちろん、それを自慢するお母さんはいませんし、母親の愛情を綿密に分析して行動もしません。母性とは、本来そのような絶対的な愛情をプログラムされている精神機能なのだと思います。
しかし、時に子どもたちの精神の太陽は、輝きすぎて彼らのこころを不毛にしてしまうこともあります。日照りの原因はお母さんの愛情ではなく、エゴにあります。
「遠く離れて、手が届かないところで、エゴは出しようがありません」
というご意見がお母さんから聞こえそうです。しかし、お母さんのひとことは、正確に子どもたちのこころを捉えて離さないことがあります。特に、成績不振に対する鋭い批評や、子どもたちのちょっとした不手際や失敗に対する感情的な突っ込みは、彼らに恐怖心を芽生えさせることもあります。それが高じれば、子どもたちは自分の世界に閉じこもりがちになってしまいます。
つづく

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