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◆スイスボーディングスクール TASIS & Leysin American School

昨日のブログで紹介したスイスのアメリカ系ボーディングスクールについてより詳しく解説します。学校基本データを下記に示します。
Leysin American School
創立年:1960年
学年:中学1年生~12年生(高校3年生)
総生徒数:380名(通学生10名)
生徒の国籍:60か国
年間授業料(寮費、食費を含む):76000フラン
先生対生徒比:1:5
学習可能な外国語:英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語
高校終了資格:アメリカ高校卒業資格、IB(国際バカロレア)
TASIS(The American School in Switzerland)
創立年:1956年
学年:幼稚園~12年生(高校3年生)
総生徒数:600名(小学校200名、中学高校通学生115名、寮生285名)
生徒の国籍:50か国
先生対生徒比:1:6
学習可能な外国語:英語、イタリア語、フランス語、スペイン語
高校終了資格:アメリカ高校卒業資格、IB(国際バカロレア)
スイスのアメリカ系ボーディングスクールを代表するこの2校は、いずれも第2次大戦後に創立されています。TASISはフレミング女史が、Leysin American SchoolはOttファミリーが創設しました。
先日のブログで述べましたが、戦後の好景気を背景に、いろいろなアメリカ企業がヨーロッパに進出し、そこで働く家族の教育ニーズを的確にとらえたボーディングスクールといえます。Leysinを創立したOttファミリーの2代目、Steven Ottさんはアメリカの大学を終了して、「世界市民」という親のこころざしをよく引き継ぎ、現在、学校の運営はOttファミリーの3代目に移っています。
TASISを創立したフレミングさんもアメリカのペンシルバニア州の教育ファミリーの出身で、彼女のスイスでの学校創立はアメリカについで2回目のことでした。この学校のDirector of Admission、William Eicherさんは20年以上にわたりこの学校の生徒募集に携わっています。
両校ともアメリカンディプロマ方式の教育を基本にしていますが、これからは、おそらくIBを中心とした教育カリキュラムに移行していくのではないかと思います。
入学難易度については、他のスイスのインターナショナルスクールと同様に、学年が高くなればなるほど、読み書きに対応できるしっかりとした英語力を要求されます。
高校1年からの入学を希望するのであれば、TOEFL60点以上でないと、ESLを活用したとしても、大学進学で自分の満足する結果を得られないケースがあると思います。
卒業までにしっかりとした英語力を身につけて、大学進学に臨むためにトータル4年ないし5年の留学プランを立てることをお勧めします。

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