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★学校訪問 WMA & Gunnery

<土曜日のブログに続きます>
Tilton Schoolはニューハンプシャー州にあります。夏の時期は避暑地としてにぎわうところですが、冬はとても寒く、10月終わりころには初雪が降ります。その州から抜けて、ボストンのあるマサチューセッツ州、ニューヨークの隣のコネチカット州まで下ると、いつもなら寒さがぐっと和らぐのですが、今回はWMA(Wilbraham & Monson Academy:マサチューセッツ州)、Gunnery(コネチカット州)まできても、学校周辺の雪の量は減りません。
生徒のたっての依頼で、学校近くのショッピングモールに立ち寄ったのですが、夕方4時ころでラッシュにはまってしまいました。雪が多く、左折車線や右側の直進道路の一車線が使えずに時ならぬラッシュとなったのです。
大雪から3日たってもまだこのような状態です。冬のこの時期にコネチカット州でこれだけの降雪はまさに41年ぶりなのでしょう。
この二つの学校を案内してくれたのはWMAが地元から通っている10年生、Gunneryが寮滞在のアメリカ人11年生でした。今回の生徒は英語でのコミュニケーションは問題ないので、私が訳す必要もなく、施設見学はスムーズに流れていきます。
WMAは英語力の要求が高く、10年生でもTOEFL79点がほしいとのことでした。さらに11年生での入学となると100点が必要というのです。私は、正直なところ、ESLクラスのあるボーディングスクールがどうしてこれほどまでに高い英語力を留学生に要求するのか理解に苦しみます。10年生でTOEFLが80点あれば、現代英語のロミオとジュリエットも難なく読めるはずです。また、ディスカッションに参加できるだけの英語知識もあるはずです。いったいESLクラスで留学生はどのような英語を学ぶのでしょうか。
今回、私が同行した生徒はコミュニケーションとしての英語力は問題ないものの、TOEFL力はとても80点には達しないので、WMA合格は難しいでしょう。
Gunneryの出願については、今回の訪問の3週間ほど前に、アドミッションスタッフとすでに日本でのスカイプインタビューを済ませていました。この学校は丘の中腹に建っていて、学校の敷地面積はボーディングスクールの中でも小さいほうですが、こぢんまりとした総生徒数270人あまりの学校です。WMAもGunneryも中国人生徒数が20名を超えることはありません。日本人の生徒数は、5人にも満ちません。
これから、数年間は日本人生徒の出願は中国、韓国からの生徒にくらべて、かなり有利に進んでいくでしょう。
つづく

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