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★ボーティングスクール留学 多様性とグローバル化―1

多様性という考え方は、これからの教育を考える上で極めて大切な概念になると思います。私の知る限り、英語圏の国々の中等教育においては、異文化バックグラウンドを持つ生徒の受入れは、とても歓迎されているばかりでなく、学校運営、および経営上大切な要素となっています。
グローバル経済という観点から見れば、すでに国家という垣根は消滅しつつあると考えられると思います。具体的には、英語圏の学校の場合、授業料および学校経費の支払いはカード決済が可能です。入学さえ決まれば、パソコン上ですべて決済できるわけです。
長期留学を考える家族にとっては、パソコンの役割はとても重要になりつつあります。生徒の成績、学校からの情報発信、先生からのコメントなど、数年前までは、すべて紙で送られてきたものが、今は、メールによる連絡と、学校ホームページからユーザーネイムとパスワードによるログインに取って代わりました。
本人情報だけでなく、教科書の購入もすべて学校ホームページに掲載されている情報から、オンライン購入、さらには、生徒一人ひとりにタブレットコンピュータ、ないしはパソコンの配布がいよいよボーディングスクールにおいては、広まっており、あと数年でほとんどの学校が、ペーパーレスになると思います。
英語さえ理解できれば、英語圏のボーディングスクールにはどこにでも自由にアクセスできる時代です。それ故に、受け入れ側としては、世界から生徒を募集できるシステムを作るということは、極めて自然です。優秀な生徒は、国内だけでなく、世界のいたるところにいることは、自明のことです。優秀な人材を集めたいのは、全ての学校に共通する概念です。
今、日本の中等教育機関においては、グローバル化の実現のため、高等教育機関への進学視野を世界に広げるということにようやく気付き始めています。しかし、その内容は、短期研修がほとんどで、表向きには「英語圏での研修を実施」などと銘打っていますが、実際は旅行会社が主催する数週間の滞在企画です。
要するに、日本での中等教育におけるグローバル化対応策とは、自分の学校の生徒に対して、英語学習機会を国内外で増やすといった物理てきなものなのです。
しかし、日本がこれまで培ってきたのは、そのような物理的なものよりも、勤勉さ、真面目さ、正直さなどの精神的な充実にあったのではないでしょうか。
日本の学校においては、生徒の多様性ということで、総生徒数の5%を外国人受け入れにまでは、とても手が回っているとは思えません。手が回らないというのではなく、そのような概念すらありません。すなわち、明治維新と同様、文化は外からやってくるという状態であると私は思っています。
つづく

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