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ボーディングスクール留学 ★最終学年のスケジュール

アメリカのボーディングスクールへの編入は日本よりもはるかに自由です。ジュニアボーディングスクールは多くの学校が9年生、すなわちボーディングスクールの新入生にあたる学年を持っています。したがって、テンスクールズなど入学難易度の高いボーディングスクールにチャレンジする時は、あえて9年生に入学願書を出す場合もあります。
11年生まではかなり自由に転校ができるのが、ボーディングスクール入学の実際です。しかし、12年生への転校は極めてまれです。
一般に、ボーディングスクールの12年生は、9月から11月の感謝祭までがとても忙しいのです。学校でのクラスをこなしながら、大学への出願を行わなければいけません。多くの大学が年明けを願書提出の締め切りとするなかで、11月中旬の感謝祭前までの学校成績の提出を要求する大学も多く、受験生はSAT(アメリカ版、英語、数学のセンター試験)の試験にこの時期に取り組み、願書作成、さらに学校の成績は下げられず、かつ留学生の場合はTOEFLも最後の追い込み受験をするのがこの時期です。
忙しさがピークを迎える11月が過ぎると、なんとそれからは後期に入っての中間も期末試験もないのがアメリカの12年生の現実です。12月になると、アーリーディシジョンという合格したら入学を約束させられる出願方式の結果が出ます。そこで合格した生徒は、年明けから6月上旬の卒業式までが、おそらくボーディングスクールライフで一番、ゆっくりできる時期となるでしょう。
一般出願をした生徒たちは、通常10校あまりの大学に願書を出しますが、12月になり最後のSATやTOEFLを受け、自己ベストをたたき出して、そのスコアを出願書類締め切りの1月末までに送ろうと必死です。そして、1月から2月にかけての合格発表を待ちます。
残念ながら、この時期に出願したすべての大学が不合格になった場合、まだ募集枠のある大学を生徒たちは探し出して、出願します。アメリカにおいては、大学浪人という概念はありません。アメリカ人であれば、SATの点数を上げるだけ、留学生であれば、SATとTOEFLの点数を上げるだけの学習を、一年間かけて行うということに価値を見出し得ないのでしょう。
ボーディングスクールにはPG(Post Graduate)といって、高校卒業生が1年間だけ在籍することを許可する学校も多いのですが、スポーツ特待生がこのプログラムを多く利用して、より有利な条件でバスケットボール、アメリカンフットボール、ラクロス、アイスホッケー、野球、テニス、ゴルフなどを大学でプレーします。
アメリカには予備校や塾はありませんから、ボーディングスクールのPGシステムが実質のよりレベルの高い大学に進学するための予備校的役割を果たすわけですが、PGの学習の内容は、SATのみに特化したものではもちろんありません。
日本の場合、大学受験生が合格して学生生活を始めるまで2か月から3か月ですが、アメリカの場合、3月から9月まで半年間あります。アーリーディシジョンを選択した生徒の場合は、合格が決定してから大学入学まで、なんと9か月も有余があります。この期間をどのように利用するか、アメリカの大学でまなぶ学生たちにとって、とても貴重な期間であると思います。

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