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アメリカボーディングスクール 学校ツアーガイド

ボーディングスクール訪問で、学校を案内するのはそこで学ぶ生徒の役割です。
アドミッションオフィススタッフと同様に、彼らの印象は訪問する家族、
志願者本人に大きな影響を与えることになります。
いずれのボーディングスクールでも、理数系クラス(数学、生物、化学、物理等)、
文科系クラス(英語、歴史、社会等)、そして言語(第二外国語、フランス語、
スペイン語、中国語、ラテン語等)などの建物は独立したスペースに
展開され、学校によっては、それが一つの大きな建物にまとめられ、
あるいは、それぞれが別棟というところもあります。
それ以外に、体育館、芸術関連施設、運動場、保健室、図書館、食堂、
そして学校に点在する寮施設と、四十分から五十分のツアーは、
とにかく学校中を歩きまわることに加えて、階段の上り下りです。
学校訪問をされるご家族、特にお母さんは高いヒールを履いての
学校訪問は避けることをお勧めします。
学校訪問予定の志願者とその家族を生徒連絡網より
事前に知らせるボーディングスクールも多くあります。
ボーディングスクールは、授業の組み方で一日、一回くらいは
各生徒にフリーピリオド(授業なし)があります。
昨日の学校訪問で、私がお世話する既存の生徒が
私たちの訪問時間と本人のフリーピリオドとが重なり、
学校ツアーの大役を買って出てくれました。
アドミッションスタッフも彼女の申し出を快く受け入れてくれ、
40分ほどの訪問がスタートしました。
図書館、大学進学指導案内、スポーツフィールド、文科系、
理科系、そして言語など、ほとんどの授業が行われる学習棟の案内、
続いて、寮として独立している建物で、本人の部屋へと案内されました。
複数の競技スポーツの分野で顕著な実績を上げているガイド生徒は、
スポーツの説明にも力が入ります。
他のボーディングスクールとの対抗戦では車で四時間余りの遠征も当たり前、
往復八時間の日帰り試合がシーズンともなれば一週間に一回は必ずあります。
また、最終学年で大学受験出願のピークを終えれば、
春になってまた、チームスポーツを取るということが
当たり前に受け入れられているのがボーディングスクールであることも
本人が私たちに教えてくれた貴重な実践的情報です。
週に一度のドレスアップディナーでは、マナーも学び、
食事の献立については、フードコミッティー(食事委員会)があり、
献立のよしあし、人気メニュー、不人気メニュー、付け加えてほしいことなど、
食に対しても生徒の意見が反映されるところが、
このボーディングスクールのいいところであると自慢げに語る
ツアーガイドさんでした。
その他、学校活動には地域に貢献するボランティア活動以外にも、
学内の学校社会を支えるため、生徒が積極的に参加する現実的ボランティア活動
についてもガイドさんからいろいろと聞くことができました。
ガイドさん本人は、先生方の大きなミーティングの時に、
家族でボーディングスクールに住んでいる先生の子どもたちを集めた
仮保育園で子どもの世話をしているそうです。
つづく

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