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アメリカボーディングスクール留学 - 生徒数について

ボーディングスクールレビューによると、アメリカボーディングスクールの生徒数の平均は300人あまりとなっています。九年生(日本の中学三年生)から十二年生(日本の高校三年生)の四学年での平均生徒数です。一学年の生徒数は七十五人ということになります。これはあくまでも平均的な数字です。
日本の学校と違い、英語圏では入学式というセレモニーは行いません。九月上旬の入学日はレジストレーションデイとも言うべき、入学登録手続きと入寮の日なのです。新入生が一堂に会して、校長先生や来賓のあいさつなどという式典はありません。入学の日に、多くの親が車に荷物を詰めて、わが子をボーディングスクールに子どもを連れ来ますが、割り当てられた寮の部屋に荷物を運びこみ、帰っていくのが当たり前の光景です。
ボーディングスクールの各学年の生徒数は均一ではありません。ジュニアボーディングスクールや私立の学校などは九年生までの学年を持つミドルスクールも多いため、十年生、あるいは十一年生での編入もボーディングスクールにおいては珍しいことではありあせん。ボーディングスクールのマネジメントは、寮生徒と通いの生徒のバランスを考え、各学年の寮の定員をうまく調整して、なるべく空きの部屋がないように、生徒募集を行います。
ボーディングスクール全般に言えることですが、寮滞在生徒数でおおよそですが、入学難易度が判定できます。ボーディングスクール全体の平均寮生徒数は二百名ほどになります。ESLがある学校で、寮生が三百名近くいる場合は、寮滞在者の国籍も確認する必要があるでしょう。
現在、中国からの出願が異常に多く、学校のレベルにかかわらず、留学生の筆頭はほとんどが中国からの留学生です。もし、ボーディングスクールが生徒数を増やしたい場合、中国からの生徒を積極的に受け入れれば、すぐに定員に達することができるでしょう。故に、寮生が三百名ほどいてESLのある学校においては、その三分の一はアジアの留学生で占められているというのが、珍しくありません。
ESLクラスを持たないボーディングスクールは、私のランキングのなかでは、5と4の学校です。寮生徒数でいうと、おおよそですが三百人以上というのがこれらの学校群の傾向といえます。
全寮制というシステムはアメリカのボーディングスクールではあまり重視されません。通学可能な生徒には入寮を強制することはなく、ボーディングスクール全体の平均は寮生が六十八パーセント、通いの生徒が残りの三十二パーセントほどになっています。

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