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日曜コラム ― 迷える青年、渡航の時

4月20日、迷える青年がニュージーランドへ渡航します。
彼との英語の勉強について、最後にブログを書いたのが3月21日でした。
私はそれから10日ほど出張していました。
昨日、渡航のための最後の打ち合わせを終えて、あとは出発するのみです。
4月20日には、四人の生徒がニュージーランドに渡航します。
四人とも同じNZ90便でオークランドに向かいます。
青年と同い年の男子生徒に昨日、会ってもらいました。
二人とも15歳、ニュージーランドへの渡航歴があるので、
当初は、オークランドの乗り継ぎは自力で行うように考えていましたが、
乗り継ぎサービスをつけて、オークランド空港で、国際線から、
国内線への乗り継ぎをアシストしてもらうことにしました。
彼らのお母さんはそれで安心したようです。
私は、日本を離れたらなるべく自分で考え、行動することを
旨としているのですが、初めての留学ですので、
「安心」を優先しました。
打ち合わせを終えて、青年曰く、
「彼のお母さん、よく話してましたね」
― そうだね。私もそう感じた。
「おれの母が、今日一緒に来ようかって言ってたんですけど、来なくて良かったと思います。
― それでいい。もし、君の母が来ていたら、お母さん同士が盛り上がって、君たちは何も話さずに沈黙していることになったろう。
「おれもそう思います。一緒に飛行機に乗る彼は、笑顔がよかったです」
― おお、なかなか鋭いところを見ているね。彼はあまり話さないけど、心根のいいやつだ。去年、ニュージーランドにおばあちゃんと一緒に旅したのだけど、
時々見せる笑顔が私はとても好きだよ。
「迷える青年」に関しては、昨年10月19日から27日、
今年の3月17日から22日までブログでご紹介しました。
昨年は、彼が留学を決断する前、お母さんとの関係や、
自分の進路について迷っていた状況などがテーマでした。
今年になり、彼は留学を決断したわけですが、
すでに「迷える青年」域は脱したことは、彼の発言を聞けばわかります。
去年と今年では、彼は別人のようです。
渡航を前にして、私は彼に言います。
―君が初めて、ここに来た時のこと覚えてる?一言も話さなかったよ。異様なくらい無口だった。お母さんが一人で喋りまくり、何から何まで語った。
「斉藤さん、おれにもプライドってもんがあるんです。母の前で『留学します』なんてとても言えない。本当は留学したいんですよ。でも、母に押されて『留学します』なんて言ったら、おれが自分で決めたことにならないような気がしたんです。そんなの厭です」
青年の気持ち、ジェームス・ディーンのジャイアンツを彷彿させませんか。
人を見る目が鋭く、心根はとても愛情深く豊かであり、
勉強は嫌いだけど、スポーツは好きな青年。
これから、展開されるニュージーランドでの彼の留学生活が
私はとても楽しみです。

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