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Los Angeles周辺のボーディングスクールと社会事情

アメリカ東海岸とは違った国のような印象を受ける西海岸地方ですが、
昨日から学校訪問のため、南カリフォルニアにおります。
この地域を訪問する度に感じることは、膨大な車の数とその種類の豊富さです。
Los Angelesという人工的に創り出された都市を中心に内陸に広がる
都市群を結ぶ交通機関はフリーウェイを中心とした道路です。
片側五車線、六車線が当たり前で、それが何十キロを続いています。
朝夕はその道路が車で埋め尽くされます。
この車の多さと多様さにいつも驚かされます。
単なるセダンやワゴンだけではなく、日本の軽自動車などと比べると、
巨大なオフロードタイプの車、ハリアーやランドクルーザーよりも
もっと大きな車がたくさん走っているのです。
二十世紀の資本主義の結果を象徴するような光景がここにはあります。
ニューヨークや東京などはLos Angelesよりも大きな都市ですが、
車の多さでは、南カリフォルニアにはかなわないのではないでしょうか。
この地域において、車を持たずに生活するということは、
あり得ないことでもあると思います。
資本主義という一つの社会の在り方が今の世界を作りました。
豊かさ、便利さをとことん追求し、ものを生産し続け、それを消費し続ける
ことで成り立っているシステムの象徴として、
私はこの地域の車社会を見ています。
この繁栄を中国、インド、アフリカ諸国がまねしたらどうなるでしょうか。
インターネットがある今の社会では、情報は一瞬にして世界を駆け巡ります。
BRICsと呼ばれる新興国が急激な発展を遂げて、毎年、
10パーセントを上回る経済成長をもとに、道路がどんどん建設され、
車がそれらの国に輸出されたら世界の石油は
あっという間に枯渇すると言われています。
石油だけではありません。食糧も同様に足りなくなることは明らかです。
日本やアメリカのスーパーやコンビニには、食品があふれかえっていますが、
BRICsの国々が飽食を求めて、日本アメリカ並みになれば、
この先、世界の食糧事情は石油と同様になるのではないかと思わざるを得ません。
何十億という年月が地球上で過ぎました。
そのなかで、人類が誕生して、数十万年が経ちました。
そして、1900年代の半ば以降にもたらされた、豊かさと便利さの追求は、
地球という母体の変化を私たちが目に見える形でもたらしています。
アメリカも日本も、そして他の多くの国も、便利さ豊かさを
追求する一方で、人はどうあるべきかという倫理観や、それに基づいた
新たな世界観も追求されています。
だからグローバル時代だと思いますが、これからの世界を担う
子どもたちに、世界をなるべく早く実感してもらうために、
私は努力していきたいと思っています。

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