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ボーティングスクール-あるバスケットボールコーチ

コネチカット州にある男子ボーディングスクール、
St. Thomas More Schoolのバスケットボール、Varsityチームの
ヘッドコーチ、Mr. Jere QuinnはアメリカのNBLに多くの選手を
送り出した名コーチとして今でも著名な人物であるそうです。
先週のブログでも書きましたが、彼のバスケットに対する情熱、
生徒指導の的確さ、またそれを人生として捉え、若き選手を育てる
その技量と愛情など、独特のオーラを感じさせる人物です。
彼と会った日本の国立大学の体育教育専攻、若手大学講師も
「あなたは、マイケル・ジョーダンの大学時代のコーチのようです」と
クインさんに対する感動を率直に表現していました。
私も講師の先生もクインさん率いるチームの試合の練習ぶりや、
できれば試合をぜひ見学したいと思いましたが、訪問の際は、
時間とチームスケジュールの関係で選手たちのプレーを
垣間見ることができませんでした。
さて、帰国後、私は日本人として幾度もクインさんのチームの
試合を観戦されている同校のアドミッションに勤務する、
麻美・ラッドさんと国際電話で話す機会があり、
彼女から名物コーチの試合での振舞を聞くことができました。
「あんなに、試合中に怒り続ける人を見たことがありません」
麻美さんの第一声でした。
― あっ・・・。
私は、一瞬言葉を失いました。
麻美さんはさらに、
「クインさんはジャッジにも怒り、ルール違反すれすれのこどばで抗議をします。ジャッジからは、『あと一度、同様の発言があれば、退場』など日常茶飯事ですよ。日本ではあのような人をもちろん見たことはなく、クインさんのような人を見たことが、私にとっての驚きと感動でした。とにかく、試合中、じっとしていることなどないのです。恒に動きまわり、プレーしている生徒に怒り、ジャッジに怒り、大声で怒鳴りまくるのです。」
― はぁー・・・・。
「でも、試合が終わると、しっかりジャッジや相手チームの人たちと握手をして、談笑しているのです。日本であれば、少なくとも怒りは一週間は引きずるとおもいうのですが、あの切り替えの速さが初めは信じられませんでした。」
― あぁ・・・・。
異文化というのは、体験してみるまでわからないとしみじみ思います。
私たちと相対したクインさんは、物静かな初老の人物の印象です。
言葉は簡潔明瞭ですが、もの静かな口調でした。
クインさんの指示を仰ぎに来た生徒に対しても、
ぼぞぼそっと、呟いておしまいで、生徒も「Yes, Sir」よろしく
去って行きました。
確かに、私自身も英語を話す時は、頭を英語モードに切り替えます。
日本語を話す時のソフトと英語とは頭の中のOSが全く違うと思います。
異文化理解はとても深く、興味津々で、尽きない、
それぞれにわくわくしながら新たな日を迎えられるのが、
若者の特権、いや人すべてに与えられている適応力という特権と理解して、
グローバルに素直に対応できる人々の育成に少しでも協力できればと
思っています。

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