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ジュニアボーティングスクール-Eaglebrook School

学年:6年-9年生、男子校
総生徒数:250名
寮生徒(6年-9年生):男子196名
通学生(6年-9年生):男子54名
創立年:1922年
寮生徒1年間授業料:$47,800
寄付金貯蓄額:
男子校であるEaglebrook Schoolは、6年生から9年生のみを受け入れる純然たるボーディングスクールのためのプレップスクール(進学のための学校)といえます。寮滞在の生徒数も他のジュニアボーディングスクールに比較して多く、寄付金貯蓄額もジュニアボーディングスクールレビューによれば、60ミリオンドル(約48億円)とこの種のボーディングスクールのなかでは圧倒的に大きく、卒業生の学校に対する愛着が感じられます。
入学に際しての英語力は、日本の基準でいえば英語検定2級程度は必要です。TABSのリストではEaglebrook SchoolはESLクラス有りとなっていますが、初級クラスはありません。志望の動機、自己紹介、好きな科目、好きなスポーツや音楽芸術、活動などについて、口頭、文章ともにはっきりと表現できる程度の英語力があることが合格には必要となるでしょう。
日本での成績は平均以上、自主的に2-3時間の勉強ができる習慣を身につけているかどうかが問われます。塾、家庭教師などで学習の範囲と深さがあらかじめ組まれてしまっているようないわゆる知識偏重型の勉強に慣れてしまっていると、仮に入学できたとしても初年度は大変な苦労をすると思います。
ボーディングスクール入学のためのプレップスクールとして、Eaglebrook Schoolは中学校のみの学校としては十分すぎるくらいの施設を持っています。体育、芸術に関する施設、周囲には何もありませんが、広大な敷地、全人格教育を標榜し、それが実践できる環境が整えられています。人文系の授業は先生一人に対して生徒は10名程度、ディスカッションをするために大きな楕円形のテーブルを囲んで先制と生徒全員がお互いの顔を合わせて話し合います。
進学についての実績もテンスクールズをはじめとして、ランク4以上のボーディングスクールにほとんどの生徒が進みます。前述のようにジュニアボーディングスクールのなかでも飛びぬけた寄付金貯蓄額60ミリオンドル、それをもたらすのは、おおよそこの学校を卒業した生徒たちでしょう。彼らがのちに成功し母校に感謝して寄付をするというアメリカボーディングスクールの伝統の具体化がジュニアボーティングスクールとしてのEaglebrook には、すでに定着しています。
なぜ、男子校かという質問にアドミッションオフィスの担当者、TJ Low氏は、「この年代は女子のほうが、男子よりも2-3歳精神年齢が高いので、男子は生活面でリードされやすい。男子のみのほうが、率直に勉強、スポーツ、芸術などに取り組みやすい」と述べています。

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