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USボーディングスクールの特徴-生徒の学習時間2

TABSの統計が示すボーディングスクールの生徒の学習時間は確かに公立高校や通学私立より高いという事実は、寮生活というボーディングスクールの物理特性から理解はできても、週に17時間程度の学習でどのようにしたらSATで満点近い点数がとれるのでしょうか。ボーディングスクールに通う生徒の学習内容とその質はどうなっているのでしょうか。実は私もそこまで詳しくは、ボーディングスクールのメカニズムを完全に理解はできません。
知識の詰め込み以外に、生徒たちが興味をもつことや、趣味、稽古ごと、社会活動などにボーディングスクールが力を入れていることは、とても共感できます。学校施設も生徒のために、費用が惜しみなく使われています。その設備の充実度は再三ブログで述べてきましたが、何度ボーディングスクール訪問をしても飽きることはありません。むしろ、その都度新たな発見があります。そして、なによりも教えることの好きな人が、学ぶことに意欲を持った生徒に教えるという教育における当然のことが、すなおにボーディングスクールでは行われています。しかし、そのような条件が整えば、SATで満点に近い点数を達成できるかといえば、私ははっきりYESとは答えられません。
テンスクールズに行く生徒たちの学習技術は超人的なのでしょうか。それに対して、日本の子どもたちはどのような面が優れており、どのような面が欠けているのでしょうか。彼らはあらゆる面で選ばれた人間であり、そもそも1日3時間も勉強すれば十分に世界のトップ大学に合格できる能力を持っているのでしょうか。私はボーディングスクールを突き詰めて考えれば考えるほど、一人でも多くの日本の若者にボーディングスクールライフを経験してもらいたいと思うのです。そして、その一人ひとりが日本の将来を拓くような、気概とグローバル社会への適応力を磨いてほしいと思っています。
アメリカには塾、予備校がありません。SATというアメリカ版センター試験対策も日本の塾、予備校などの徹底した受験指導、対策と比べれば、アメリカのボーディングスクールで行なわれるSAT対策はとても甘いと思います。殆どのボーディングスクールがSAT対策は外注で、自前のSAT対策講座を開設して、そのためだけに授業のコマを取る学校はないと思います。それでも、テンスクールズをはじめとして、多くのボーディングスクールで100年以上にわたりその伝統的教育が成り立っています。ということは、生徒の親が納得する進学実績があるということです。
その理由を検討するべく、私はボーディングスクールに対する研究を続けてゆきたいと思います。

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