留学コンシェルジュ

日曜コラム 今どきの高校生

金曜日、土曜日と2日にわたり16名の1年間留学予定の高校生と
面談を行いました。「ホームステイ初日、彼らと何を話しますか」を
テーマに私がホストファミリーの一員という想定での英語の会話です。
金曜の午後から土曜の5時30分まで、途切れることなく、
いろいろな親子と会いました。
私がホストファミリーであれば、これから1年間を共にする生徒の
何を知りたいだろうと考え、いくつかの質問を用意しました。
① How many people are there in your family?
② What do you want to do here?
③ Why do you want to study abroad?
まず①の質問に対してThere are -people in my familyと
回答した生徒は2人でした。
②の質問にI want to -と答えた生徒は数人。
Whyの質問については、Becauseから始まった生徒は1人でした。
驚いたのは、What is your father doing?に対して、1/3くらいの生徒が
I don’t know.と答えたこと、How old is your sister(brother)?の解答に
彼らの歳がすぐに出てこないこと、Do you like your school?に
さすがにNoという生徒はいませんでしたが、
笑顔でYesと答えた生徒は数人。
アー、ええと、English speak、friend make、many place goと
日本語語順の英語になってしまう生徒は珍しくはありませんでした。
あまりの自分の英語力のなさを改めて実感し、
涙が止まらない生徒もいました。
さて、高校1年生の彼らは少なくとも3年間の英語学習をしています。
「それでこれだけしか話せないのか」と私は決して思いません。
むしろ、「話せないから海外に出る」と考えます。
生徒の脇で初めは緊張ぎみの親も、わが子の奮闘ぶりと
どうにか対応しようとするその「姿勢」におおよそ笑みがこぼれます。
もちろん、「あんた、何を勉強してきたの」とは言いません。
私は彼らにアドバイスをするわけですが、その要点は3つです。
Do be afraid of making mistakes.
Be proud of yourself.
Smile
自分がホストする側になってみてわかることは、
「笑顔」が安心を生むということです。
失敗を恐れないということは、形容詞にすればpositiveであり、
プライドを持つということは、confidenceと言いかえられます。
この2つの要素を「笑顔」に置き換えて、表現できるかどうかが、
留学初期状況においては、とても重要です。
それは、英語の点数とは全く関係なく、勉強ができるかできないかという
彼らを支配してきた価値観からの離脱を意味しています。
全精力を言葉の通じない相手に集中し、彼らにどうしたら「自分」を
通じさせることができるかを突き詰めて考えてゆけば、
「笑顔」でもって、彼らの懐に飛び込むことが、もっとも簡単にして
有効な方法であるということにいかに「早く気付けるか」を
私は彼らに伝えたいと必死になるわけです。
言葉にこだわらず、正解を自分自身に求めること、
伝えることを大事にするから、自分が「どうしたいか」に
真剣に向き合うこと、その意味で今どきの高校生も
昔の高校生と何ら変わらず一所懸命であると思います。

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