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留学生の柔軟思考 → 競争心と独創性2

前日のブログに続きます。
競争心をうまくリードする方法についてですが、英語圏の国々で
展開されている入試の競争はどうして日本のようには、批判されないか、
私は競争心の根源であるところの文化が異なるからではないかと思うのです。
私たちは文化として、人に遅れをとることが恥であり、
ある一定の枠の中に入っていることで安心するという
傾向があるように思います。結果的に裕福になった日本は、
それなりの教養、すなわち大学卒業を達成する時代になりました。
このパターンをふんでいるかどうかが、日本においては重要で、
「型」、があって次の段階に進むという文化を私たちは自然の
こととして受け入れていると思います。
一例としてクラス人数があげられると思います。
私が見てきた英語圏の国々の学校では、先生対生徒の比率を重んじています。
きめの細かい指導、個性・特性を生かす教育、先生と生徒の
一体感などを達成するためには、少人数クラスが欠かせません。
ひとクラス40名の生徒に対して、どのようにして、一人ひとりの
個性・特性を重視し、彼らの考えを尊重し、それに応える授業が
できるのか、私はとても不思議です。
人数にかかわりなく、個性を生かすという理念を精神的に保ち、
現実はその方法論はさておいて、グループとして一定のレベルを
保つということが基本にあるから、授業が成り立つのではないでしょうか。
私立、公立を問わず学校というおおやけの教育機関は、
その精神、物理両面でのスタンダードが文科省によって
がっちり固められているから問題ないということになります。
故に、個別的な指導や能力の進展は学校外で「個別」に
考えるのが私たちの教育に対する風土であり、塾や予備校などが、
そのニーズを見事に補完しています。
このたてまえと本音が日本を支えている柱と私には思えます。
英語圏の学校をたくさん見ましたが、彼らは日本よりもたてまえが
かなり少ないと思います。クラスの人数、生徒と先生のかかわり、
どうしたら個性が伸ばせるかの工夫、生徒中心というのであれば、
それを実行する仕掛け、いずれにおいてもそれらを実践し、実績をあげて
学校を伸ばしていると思います。
仕事柄、日本の学校の先生と話をする機会もあるのですが、
社会が急激に進化するなかで、教育の世界というのは、
それに対応すべく急激には変化のしようがないと思います。
むしろ、学校の型はそのままに、大学入試の結果を出すために、
結果的に、生徒に対して精神的な負担が増える一方であると思います。
10代の子どもたちが日本を出ることで、
彼らは日本とはかなり違う教育のありかたの違いを体験します。
私の経験では、英語圏の教育を受け入れず帰国した生徒は
100人のうち1人か2人です。
留学生たちは、自分が受けている教育を細かく分析はしませんが、
少なくとも嫌がりませんし、卒業を達成します。
彼らは、必死に自分自身と競争をしていると思います。

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