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USボーディングスクール-バーモント州

USボーディングスクール-バーモント州
先日、Fryeburg Academyに続き、今日はバーモント州にあるSt. Johnsbury Academy、Vermont Academyを訪問しました。学校データをボーディングスクールスクールレビューより下記引用します。
St. Johnsbury Academy
学年:9年~12年, PGあり
共学
LD/ADD/ADHDサポート:あり
創立年:1842年
総生徒数:929 名
留学生%:20%
寮生%:25%
平均点SAT:1564
ドレスコード:Formal
平均クラス生徒数:12
先生と生徒比率:1:8
APクラス数:25
ESLクラスあり
大学院以上を終了した先生の比率:77%
寄付金総額:$13million
授業料(寮費・食費を含む)$42,800
Vermont Academy
学年:9年~12年, PGあり
共学
LD/ADD/ADHDサポート:あり
創立年:1876年
総生徒数:205 名
留学生%:25%
寮生%:70%
平均点SAT:1500
ドレスコード:Casual
平均クラス生徒数:12
先生と生徒比率:1:7
APクラス数:12
ESLクラスあり
大学院以上を終了した先生の比率:48%
寄付金総額:$7million
授業料(寮費・食費を含む)$42,500
St Johnsburyは規模の大変大きな学校です。入試担当責任者Mary Annさんはリベラルアートスクールと言っていましたが、体育、芸術面での施設の充実と、生徒数から考えると、「小さな大学」に匹敵すると言っても過言ではないと思います。
26カ国からの生徒が学び、東ヨーロッパにある国の大統領の子弟、アメリカの富豪の子弟なども学んでいるそうです。SATの平均点はボーディングスクールとしては高くはありませんが、APクラス(1ランク上のクラス:日本の特進クラス的なもの)数が25というのは超難関のテンスクールズ並みの数字です。
通いの生徒が75%、APクラスが25と大変多いが、SATスコアは平均的という数字の示すところは、学業成績が良い生徒と平均以下の生徒の幅が大変広いことを示していると思います。Mary Annさんがテンスクールズのような学校をホモジーニアス(同種)といい、自校をリアルワールドと言っています。
St. Johnsburyはレストランを持っています。ニュージーランドの学校では良くありますが、アメリカの私立校というカテゴリーではこの学校だけかもしれません。アメリカ大統領のシェフだった人を採用しているのだそうです。接客には2-3人の常駐スタッフがいますが、あとの運営は高校2年、3年生が担当しています。そこでのランチはいままでのアメリカでとった食事のなかでもトップクラスと言えます。
「学習」はいろいろなことを経験すること、とMary Annさんは言います。そうすることで、脳が刺激されその質と量が増してゆく。彼女は自らの2人の息子さんを実際の例にとり明言します。自校の教育方針である「考え方を学ぶ」こと、学んだことを実際に応用することを身につけてゆく、そのチャンスが豊富にある学校です。
ESLクラスを担当する先生も5人いるそうです。これだけの規模を誇り、世界から留学生を受け入れている学校に、日本からの生徒はたった2名しかいません。80年代初頭から留学生を受け入れてきた実績とお世話の経験はこれから留学を目指す日本の生徒にお勧めできます。
Vermont Academyについては、今後訪問するボーディングスクールといっしょに解説をさせていただきます。
つづく

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