留学コンシェルジュ

合格後に必要な手続・書類等

「学校訪問後の手続きについて」の項で概説したボーディングスクールへの書類について少し詳しく述べます。留学生は一般的に初年度サマースクールから留学をスタートしますので、サマースクール入学時にレギュラースクールへの提出書類も提出しておけるように、入学校には書類の早期送付を依頼します。
★ 入学契約書 3月-4月
授業料(ボーディングスクールの授業料は寮費を含み年額40000ドル~45000ドルほど)の一部、Tuition Deposit(通常5000ドルほど)を支払い入学が確定します。
(支払いの詳細は次項、学校への支払いとその管理参照)
★ 授業料送金
契約書には授業料送金金額と時期が明示されています。その指示に従って送金をします。
(学校への支払いとその管理参照)
★ 小遣い・個人的な費用の送金
ボーディングスクールは生徒の小遣い、個人的費用などを学校内で一人ひとりの口座を作ることで管理し、生徒が多額の現金を持つことはなるべく避けるようにしています。授業料送金時に2000ドル~3000ドルを上乗せして送金し、学校のビジネスオフィスに送金額の内容を通知し、本人の個人口座に入金してもらいます。
★ 許可関連書類
許可関連書類には週末外出許可、自動車同乗許可、高額金引出許可、キャンプ・旅行(学校主催)許可などがあります。また、生徒の住所、親の名前などの個人情報公開許可、インターネット使用同意書などの書類への親のサインが必要となります。
外出、同乗許可関連の書類がないと本人は週末など、友達の親と一緒にレストランの食事に誘われても、外出できないことがあります。すなわち、学校は親の許可なしに本人の管理責任を一時的に解除できないということです。また、通常の小遣い以外で大きな買い物をする場合も親の許可がないと本人は学校に預けてあるお金を引き出せないこともあります。許可関連書類は本人の現地での生活に結びつきますので、家族で話し合って作成してください。
★ 健康診断
学校所定の健康診断用紙があり、それを日本の医療機関で実行します。診断してもらう。英文の健康診断書を受け付けない病院もあるので、英文記入可を確認してから受診するようにします。
(詳しくは健康診断と保険参照)
★ 予防接種証明書
日本では必須とされていないB型肝炎、MMR(はしか、三日ばしか、おたふくかぜ)がアメリカではほとんどの州で必要です。また、小児麻痺、三種混合も日本よりも回数が多いので、学校の指示に従ってできれば日本で接種を済ませるようにします。学校からの各予防接種の回数時期の指示がない場合は、学校のホームページでHealth centerやschool nurse情報を調べ、直接尋ねれば教えてくれます。予防接種が不完全であった場合は、現地で接種を受けるようになります。
(詳しくは健康診断と保険の項参照)
つづく

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