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合格後に必要な手続・書類等2

★ 学習関連
入学日までに新入生でもサマーリーディングリストという夏の読書課題があります。英語では読めないでしょうから、和訳のものを読んでおくことが望ましいでしょう。初年度は、この課題を達成できない場合がほとんどですが、次年度からはそれが達成できるようにしましょう。
サマーリーディングリストに登場する小説はアメリカ文学を中心に古典などで構成されています。村上春樹が翻訳をして、原題をそのまま使ったD・J・サリンジャーのCatcher in the Rye(邦題:ライ麦畑で捕まえて)、J・P・メルビルの白鯨、アーネスト・ヘミングウェイの日はまた昇る、そしてシェイクスピアの4大悲劇、ベニスの商人、真夏の夜の夢、チャールズ・ディッケンスの二都物語、現代小説では「カイトランナー」など生徒から聞きました。
読書が好きでない生徒もいると思いますが、Catcher in the Ryeは今からミリオンセラーです。私のブログでも過去2回ほど紹介しました。1940年代のボーディングスクールライフを描いたものです。現代ボーディングスクールとはかなり違った世界ですが、ぜひリストに無くても一読をお勧めします。
つづく
★ 医療保険
学校が勧める病気や怪我を保障する保険に加入する場合は授業料送金時にその金額も上乗せして送ります。(詳しくは健康診断と保険の項参照)
★ 到着情報
サマースクールと9月のレギュラースクールフライト情報を学校に書面で伝え出迎えを確実にます。学校が指定する集合場所と集合時間等の案内書および情報を伝える書式が通常あります。さらにメールで伝え、確認の返事をもらうようにすれば間違えないでしょう。万が一、空港で出迎え人に会えない場合のために、学校の連絡先電話番号は必ず控えておきましょう。
★ スクールハンドブック・ペアレンツハンドブック
学校についての総合案内書です。学校・寮規則の詳細、成績評価の基準、これに付随して持ち物リスト、服装規定(ドレスコード)などがあります。これらのハンドブックは読むよりもマニュアルとして、必要に応じて参照するのが良いでしょう。規則を暗記する必要はありませんし、学校生活のなかで留学生は通常、実際に必要なルール、たとえば食事の時間、自習の時間、シャワーの時間などを学習してゆきます。
★ 他校への入学辞退のレター
入学するボーディングスクールが確定したら、他の合格校には速やかに入学辞退を通知します。Eメール、ファックスいずれでも問題ありません。通知をしないと、たくさんの書類が自宅に他の合格校からも送られてくるなど、相手校に迷惑をかけてしまいます。
最後になりましたが、9月入学してからすぐに親睦を兼ねて多くのボーディングスクールでキャンプやピクニックが実施されます。寝袋、ウォーキングシューズ、懐中電灯、防寒ジャケットなどの持参が必要な学校もあります。日本から持ってゆくのは大変ですので、そのような案内があった場合は事前に学校に問い合わせをすると良いでしょう。

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