留学コンシェルジュ

言葉の真実-ある人のひとこと

「自分の国をほめて白い目で見られるのは日本だけとちゃう」と
私の友人は言いました。
国歌にしても、国旗にしても海外に行くととても大切な
自国のアイデンティティーだと私は認識しています。
サマーキャンプで国歌を歌えない日本の子どもたちがいたことを
以前にブログでご紹介したことがありました。
10カ国余りの国から子どもたちが集まり、キャンプファイアーを囲んで、
みな国の自己紹介を国歌をもってしているなか、
日本のグループの子どもたちが国歌を歌えなかったことが
残念でなりません。
冒頭の言を発したのは自ら留学経験のある人です。
彼はアメリカの大学で学んだ後、インターネット関連の営業で
ヨーロッパに滞在し多くの国で仕事をしたそうです。
ゆえに、母国に対するイメージが鮮明であり、彼にとってどのような国の人と
付き合っても自分のアイデンティティーとして「日本」が
明確に意識下にあるのだと思います。
日本国内から世界を見ると、この国の現状の不備なところや、ゴシップ、
異常気象などが繰り返して報道されるために、自然に「世界」が
限定されてゆくような気がします。
それを払拭するかのようにバラエティー番組やクイズ番組が大変盛んですが、
私は現実を笑って陽気に受け止め、知っているかいないかの知識量比べで
日々を過ごすことに一抹の不安を覚えます。
グローバル時代では、世界に占める面積の割合が問題なのではなく、
何を何のためにどのようにして発信するかが問題なのだと思います。
そして、その発信にこめられた技術的精神的根拠がことさら大切だと
私は思っています。
欧米圏を転戦し祖国日本に感謝するからこそ、私の友人は日本人であることに、
感謝し誇りを持ちたいと思ったのだと思います。
国歌や国旗がどのような経緯で生れたかはとにかく、
他国の人々と付き合うときに、自分の国の歌が歌え、
その旗を掲げるのは、当たり前ともいえます。
それは少なくとも右翼的思想とは関係なく存在しています。
他国との付き合い方にはいくつかの種類があります。
相手の国を観光で訪問してみる、ビジネスとして付き合う、何かを学びに行く。
いずれにしても、相手を知れば知るほどに、そのベースとなっている母国が
意識されるのは当然と言えると思います。
そのなかで、人間としての共通点と相違点を見出し、それぞれを認め、
お互いが共に豊かになり便利さを享受すること・・・。
私はそのために教育があると思います。
若者が自国に引きこもりがちになっても、
私は彼らの精神の世界の広大さと深さを信じたいと思います。
出たくても出られない時代を経て、
いつでも出られるとなっても、就職のこと、将来のことなど、
若者の悩みは一元化されることはないのだと思います。
誰でも迷って当然なのが今の「世界」なのだと思います。
彼らが母国を一所懸命に見つめ、悩み、逡巡し、何度も壁にぶつかるとき、
必ず選択肢が出され、そのなかから世界への道が開けると私は信じます。
そのためにこそ、私はこれからも世界の教育を勉強してゆきたいと思います。

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