留学コンシェルジュ

ニュージーランド留学-キリスト教など2

欧米の識者の人たちが日本に対して疑問に思うことの一つに、
私たちの倫理観、道徳観があると思います。
私自身は日本に住んでいて、当たり前と捉える人への親切や、
人を思いやるこころ、しいては感謝の気持ちなどは極めて
当然と思っていたのですが、キリスト教を母体とする人々から見ると、
この倫理観は不思議であるということを、私は今までにいくつかの書物を
通じて知りました。
要するに、「こうすべき」という絶対なる価値観があいまいなのに、
なぜそれを実行できるのかということだと思います。
私はある親しいニュージーランド人に本を贈ってもらったことがあります。
まさに、牧師の本であり、感謝、親切、尊敬、
希望などの重要性を説いていました。
その友人は私に「カツ(私の英名)、ファミリーは大事よ。
絶対にテル(家内の名前)の誕生日を忘れてはいけない。赤と黒でダブルマーク
して、Never Never forget it」と言いました。
日本のように代々「家」というものが引き継がれてきた国と違って、
アメリカやニュージーランドは数世代前が海を渡ってやってきて作った国です。
気候、自然、既存の文化、寂しさ、貧困などと爺さん、婆さんが辛苦して、
作った国です。ファミリーが大切という切実さが感じられます。
しかし、一方で男女同権、離婚率の増大、女性の社会進出など、
家族ユニットの崩壊とも言えることがらと絶えず戦うのが先進国の定めとは
いえないでしょうか。
私は今回のニュージーランドへの旅でわが子を留学させた2003年~2005年に
かけて複数回ニュージーランドを訪れた時と明らかに違うことを自分の中で
醸成しています。それは、この国の指導者たちが何を考え、
何に向かってこの国を作ってゆこうとしているかをより知りたいと
思うようになったからだと思っています。
本来なら、すぐに読者の皆さんに学校情報を提供しているところですが、
入学難関校という概念のないニュージーランド留学が私は不思議なのです。
その根底にはきっと、この国が持っている成り立ちの段階で作られた文化、
習慣があるはずだと私は思いますし、それを追求したい。
ニュージーランドに来るとアメリカと違って、
私の英語をほめてくれる人が増えます。
アメリカン英語ももう気になりません。要するに通じればいいのです。
私はブリティッシュイングリッシュが好きですし、
あんなふうに喋れたらいいなと漠然と思います。
しかし、今となっては、それを学ぶ時間があれば、
世界の教育や文化についてもっともっと学びたいと思います。
大切なことは、自分の思っていることを正確に人に伝えることですし、
人の思っていることを正確に理解することです。
ブリティッシュウェイだろが、アメリカウェイ、
あるいはキューウィーウェイ(NZWay)であっても、
いいではないかと思えるようになりました。
最後に、ジョン・マグレーション・カレッジという大変プライドの高い、
かつニュージーランドでIBプログラムを持っている(NZでは3校)
学校がダニーデンにあります。
入学には英語力、学習力を求める学校です。
設備も近代的、かつ創立の歴史も古く、ディーサイル10という
トップ居住区にある学校です。
当然、NCEAの獲得率や進学率も良いわけですが、
そのような鼻高々の進学校にも、木工室、金属加工室、陶芸室、
アート・デザイン室といった職業訓練的なクラスもしっかりと置いているのです。
説明に当たったブリティッシュ風の女性に聞いたところ、
「当然、生徒たちには、経験としていろいろなことをさせます」と明言されました。
教育コンサルタントとして、日本の皆さんにはニュージーランド留学の
本当のことをお伝えするのが私の役割と認識し、
これからもより自分の知識を研鑽し増やしてゆきたく思います。

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