留学コンシェルジュ

ボーディングスクール-面接の要点2

自分を効果的に相手にアピールするための具体的な内容について、
私の経験にもとづいて述べたいと思います。
自己アピールのために効果的な服装をすることは、とても重要です。
男子はブレザーなどジャケット着用、コットンパンツにシャツ、ネクタイが基本です。
女子はスカート(ミニスカートは望ましくありません、スラックスも可です。)
ブラウスにジャケット、靴はローファーが基本です。
お母さんは日本の参観日の服装で歩きやすい靴をお勧めします。
(アメリカの学校は広く、相当な距離を歩いて見学するため)
お父さんはスーツにネクタイが無難でしょう。
あるいはシャツにジャケット、ネクタイなしでもかまいません。
学校訪問予定時間に遅れる場合は、できればその旨を事前に連絡します。
携帯電話等がなく、遅れることを連絡できなくても、決して焦らずに、
安全運転をこころがけてください。
通常は、ガイド役の生徒による施設見学を30分~40分行ってから面接に入ります。
遅れれば、遅れたなりに学校もスケジュールを配慮してくれるのが通常です。
焦って、事故等を起すことがあっては、それ以降のすべてのスケジュールに
悪影響を与えます。
学校に到着したら、待合室に通されます。
生徒本人はここで落ち着くことをお勧めします。
リラックスするために、ゆっくりとおなかから呼吸(腹式呼吸)をする。
きょろきょろ周囲を眺めずに、ハードチェアに背筋を伸ばして座る。
(ソファーに腰を沈めるよりもシャキッとして、気分が落ち着きます)
飲み物を勧められますが、あまり飲まないほうがよいと思います。
余談ですが、ある生徒は大好きなホットチョコレートを
待合の時間に飲み、あやまってシャツにこぼしてしまい、
面接のときに気分的に落ちつかなかったと言っていました。
背筋を伸ばし、相手の目を見つめ、かならず笑顔で答え、
不要な謙遜(まだ英語力が不十分などとは言わない)はするべきではありません。
自分の希望や夢を完結に伝えられるように、努力してください。
先日のブログでも書きましたが、面接側は第一に志願者の英語力、
第二に学力、第三にパーソナリティー(個性と特技、趣味、特別能力)を
確認したいのです。
「英語力は不十分ですが・・・」といったコメントを相手は期待していません。
面接が始まれば、瞬時に本人のコミュニケーション能力を相手は理解し、
確認作業に入るでしょう。
英語ができる、できないではなく、何をしたくて、
そのためにどんな努力をしているかなどを説明することが
相手の期待を満足させることになります。
その意味で、9年生(中学校3年)から始まるボーディングスクールへの入学は、
できれば中学校1年から実行して、英語力を普通のアメリカ人並みに
整えておくことが大変有利にボーディングスクールへの進学を
進めることになります。
つづく

関連記事

関連キーワード

留学コンシェルジュ

TOP

株式会社KITE小学生・中学生・高校生専門の海外留学サポート イーコンシェルジュ / 運営(株)KITE〒102-0082 東京都千代田区一番町6 相模屋本社ビル7FTEL 070-8381-6486