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英語圏と日本の文化背景-叱ること2

叱ることはほめることよりも数段思慮が必要であると思います。
私にとっては、「叱る」前に事実の指摘があります。
コンサルタントが感情的になっていては自分の責任を全うできませんから、
徹底して、冷静に、生徒の立場に立って考え発言します。
たとえば、成績が悪いという報告が留学先からくれば、当然それを
親に事実として伝えます。そして、対応策を一緒に考えます。
最悪は落第や退学になることがあるわけですから、それを未然に防ぐように、
私も親も考えて、本人および学校に対応するわけです。
おおよその生徒たちは、私が問題点を指摘し、悪い結果を想定して伝えれば、
改善が見られます。それが見られず、2回目の警告が学校から来る場合は、
要注意ですが、成績、生活に関することと叱るということは、
別分野であると思います。
つい最近まで叱るということは私たちの生活のなかに定着していました。
私が小・中学生のころは怖い先生は数人いました。
優しい先生でも「怒ると怖い」といううわさは聞こえてきました。
叱ることについても、時代の流れの中でその形が大きく変化しているように思います。
実際の子どもたちの生活を見てみると、叱られる場面というのは、
ここ20-30年で激減したのではないでしょうか。
その善し悪しは別にして、どんな時に叱ることが
必要かということが重要なことだと思います。
叱るという行為は前回のブログで述べたように、感情的にならないことが
大原則であると思います。そして、なぜ叱るのかということを徹底して
考えることで、その効果を最大限に引き出せると思います。
つづく

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