日曜コラム－結婚式にて
先日、いとこの結婚式に出席しました。
私の母の姉の長男の息子さんの結婚式でした。
同じ新郎の親族のテーブルに彼の妹とご主人がおりました。
この人たちとは、私の祖母の米寿のお祝いの日に会って以来で、
ほぼ20年ぶりの再会でした。
このいとこのご主人、こまめに動き回り、みなにそつなく愛想をふりまき、
カメラマンとしても活発に活動していました。
披露宴の間、とにかくじっとしていることがありません。
お酒の好きな人らしく、ウェイトレスにまで気軽に声をかけます。
食べるのはすばやく、あっという間にオードブルや魚料理、メーンなど、
こなしてゆきます。
いとこに「ご主人、まめだねぇ」と声をかけると、
「あの人、人と話したりするの得意なのよね。そうするのが、
楽しいみたい」
－そう、見習いたいなぁ
「いえいえ、とにかくじっとしていないし、いつも忙しくかけまわってるわ」
－さすがだね。うちのばあちゃんの米寿のときも、彼が家族の集合写真を
とってくれたよね。私と彼はジョギングの話で盛り上がったのを覚えているよ。
「早いわね、あれからもう20年もたったよ。若いときからあの性格かわってないね」
－そうだね。ところで彼、専務になったの。
「今、社長やってるの」
－やあそうでしたか。それは失礼しました。
私はいろいろな人のお子さんの留学をお世話しています。
ご家族と一緒に学校訪問の旅をすることも頻繁にあります。
いろいろなスタイルのお父さんと接します。
彼らには一つの共通点があります。
「威張らない」ことです。
みな、一応に人に対する気遣いが徹底しています。
みなさん、人の立場でものを考え、恒に意見を求め、わからないことは、
正直に「わからない」とおっしゃいます。
これから1週間、学校訪問の旅に出ます。
今回はお父さんとお嬢さんとの3人の旅です。
すでにお嬢さんを留学させており、高校への転校のための学校訪問です。
珍しく、お父さんが中心となって、手続や学校とのやり取りを
行なってきたとのことです。
新たに、お父さんのリーダーシップを学びたいと思っています。
