日曜コラム-家庭菜園
今年の家庭菜園は日よけも兼ねて植えられたゴーヤが大変な豊作でした。
昨年は容積10ℓくらいの長方形の鉢植えにゴーヤを植え
太陽が出てくる東側に置き、蔓用ネットも張ったのですが、
食べられるまでに至らず、去年の今頃には撤収されました。
今年は、鉢植えでなく、我が家の西日があたる側の地面に植えたところ、
(作付面積たて30センチ、横1.5メートルくらい)
猛暑と日照りのせいか、用意された蔓ネットを伝ってどんどん成長し、
太さ5センチ、長さ15センチ~20センチのゴーヤが30-40本も収穫できました。
ゴーヤチャンプル、ゴーヤとツナのサラダ、ゴーヤ味噌漬けなど
ヘルシー志向でゴーヤを楽しんでいます。
今年のゴーヤの成功は気候と地面に植えたことによると思います。
ご近所の日よけゴーヤがたわわになっているのを家内が観察し、
地面に植えたのでした。
ピーマンも豊作です。
小ぶりですが、毎日サラダのグリーンを演出できるくらい実っています。
作付面積は立て70センチ、横20センチくらいです。
そこにまっさおなピーマンがばさばさした枝葉の間に、
たくさん実りました。
ゴーヤもピーマンもまだまだ収獲できそうです。
家内は植物の仕組みをよく知っています。
知識として知っているのではなく、体験として知っています。
たとえば、ちょっと元気のないイチゴの苗を植えたところ、
元気を取り戻し、3㎡ほどの場所でどんどん増えていったのですが、
ちっとも実りません。すると家内は、
「イチゴって花が咲いてないでしょ、花が咲かないと実ができないのよ」
-はあー、そうですか。(知らなんだ)
60センチのラインになすを植えたのですが、うまく収穫できませんでした。
すると家内は、「うーん、なすは難しいな、もっと簡単なのにしよう」
私は茗荷を生姜と間違えて引っこ抜いてしまい、家内に叱られました。
また、茗荷の実が地面から顔を出した時が収穫時期だと思っていたら、
それから、花を咲かせた後だそうです。(なるほどねぇ)
小さな家庭菜園ですが、ゴーヤは家計に貢献するほどに実りました。
ピーマンもたくましく成長しています。
ミニトマト、なすは今年は残念でした。
サニーレタスを10ℓくらいの鉢植えでためしたところ、
人が食べる前に虫に食われてしまいました。
きれいに咲く花々のかわりに、元気に伸びてゆく野菜を眺めるのも、
小さなエコ体験と思い、楽しいものです。
ほんの少しの地面があればできる家庭菜園、
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。