留学コンシェルジュ

日本と英語圏教育の違い5:校長からのメッセージ

多くの学校を訪問すればするほど、その「個性」について考えさせられます。
また、留学する本人、そして親の意見も含めてベストマッチとは何かを
考えます。
英語圏の小学・中学校を訪問すると、面接の途中に校長先生が
挨拶に来てくれるケースが多くあります。
学校の頂点である先生からお話を聞くことは、子どもにとっては緊張でしょうが、
親にとってはわが子の学校を知る良い機会となります。
アメリカの場合、ジュニアボーディングスクールは生徒数が
200人から300人くらいで、通いの生徒が半数以上のところが多く、
志願者の英語力がボーディングスクールほど問われません。
中学校からの留学よりも、小学校6年からの入学のほうが、
確実な英語力の獲得と異文化の適応という面では有利です。
また、年齢が低い分、合格率も高くなります。
現実的には、「小学校も終わらないうちに留学させることは・・・」
といった一般論が大きな障害になることが多く、
日本語力、日本の文化の喪失といった懸念も多くのお母さん方が
心配されます。
実際は、家族の方針がしっかりしていれば、日本人としての
アイデンティティーは失われることはありません。
さて、校長先生が個別に訪問者に対してどんなことを話すか、
私は大変興味深く、またその学校の個性を知る上でも重要であると考えています。
インディアンマウンテンスクールのマーク・デベイ校長の話しは
私にとって大変印象に残るものでした。
彼は20分ほどの時間のほとんどをアート、
スポーツなど主教科以外について言及したのです。
子どもたちにとって、いかに自分の興味のある分野を見つけ、
専念し、伸ばせるか、その機会ときっかけを与えることが、
どれほど彼らの学力や主体性、自分の人生の方向を見極めることになるか、
熱く、熱く語っていました。
ボーディングスクールの特徴でもある、校長宅が学校敷地内にある利点を
活かして、生徒を自宅に招き、クッキーなどをふるまったり、
土日には、留学生と食事などをすることもあるそうです。
もちろん、これはプライベートなことで、校長先生の家族も
出入りする生徒を温かく迎えます。校長先生の子どもは、
もちろんお父さんの学校に通うことは当然のことです。
私はアメリカのジュニアボーディングスクールの、「小ささ」が好きです。
全生徒がお互いを知れる規模です。
先生たちの家族も同じ敷地内にあり、その子ども、犬なども学校の一員という、
「ビッグファミリー」学校が留学生に与えるのはまず初めに安心感でしょう。
おおよそのジュニアボーディングスクールはとんでもない田舎にあります。
学校は一つのコミュニティー(生活共同体)であり、勝手に外に出ても、
そこには何もありません。
生活の不満を言おうにも、時差とインターネット接続制限もあり、
毎日、家に電話をするわけにはゆきません。
日本では、そのような環境のボーディングスクールがほとんどないために、
比較のしようがないのですが、英語圏の学校が目指すものは、
語学習得ではないことはご理解いただけたと思います。

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