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小・中・高校留学-日本と英語圏教育の違い3:英語の扱い-その2

英語圏で教えられる英語(母国語)と日本で教えられている英語の違いは、
日本が「解釈・理解」に中心を置くのに対して、英語圏ではそれに加えて、
自分の「意見」を相手に伝えるという教育が積極的にされます。
日本での英語教育においては、日本語→英語という「翻訳」的発想で、
英作文が考えられています。自分の意見よりもとにかく知識を増やすという
明治時代の教育理念が鮮明にグローバル時代でも残っています。
生徒自身の考え、思いをそのまま直接どのようにして英語で
表現するかは、あまり重視されません。
私は何よりも先に、自分の意見をどのように述べるかを
生徒たちに教えます。なぜならば、留学した次の日から、
彼らはそれを求められ、そこから留学生活の一歩目がスタートすると、
信じているからです。
自分の意見の明示は英語圏文化のなかで暮らすためには必須事項です。
学校の学習場面だけでなく、生活全般が控えめから積極的にスイッチすることが
できればそれだけ早くに現地になじむことができるわけです。
本人の考えやその表現に優劣をつけ、点数化することは大変難しいことです。
ほんらい、その必要がないことがらであるからです。
留学したら、すこし日本の評価基準から離れて、
自分自身を見つめる作業が必要になると思います。
私は今、学校訪問の最中で、いろいろなクラスや子どもたち、
先生たちに接しています。
日本の中高にも仕事柄、年に数回は訪問してクラスを外国人に紹介したりしますが、
単純に1クラスの生徒数の違いに驚いています。
日本では40分の1であったクラスが、こちらに来て3倍の確率で
指名されることになります。
そればかりではなく、居眠り厳禁であり、私語をしようにも言葉が通じません。
加えて、「君はどう思うか」、「なぜそう思うか」と日本ではなかった質問が
日常となるわけですから、留学初期がいかに辛いものか想像できますでしょうか。
今までに何度か、国語としての英語の勉強をブログで取り上げてきました。
私は高校レベルまでの英語であれば、ほぼ予習せずに生徒に
教えることができますが、国語としての英語はさすがに難しい。
それは、「小説」、「詩」、「演劇」、「古典」など多岐におよぶ文字のアートが
教えられているからであると思います。
確かに難しい。慣れるまでが大変だということになります。
それが毎日繰り返し勉強し、毎日考えさせられれば、必ずできます。
その労を惜しむか惜しまないかで、留学生の学業ポジションは決定してゆきます。
それができる柔軟性があるのが10代の特徴でしょう。
受け身から発信へ、その意識を持つことで、「英語」を使える主人公に自分を
置くことを学んでもらいたい、私は生徒たちにそのことを
「教えたい」と願っています。

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