留学コンシェルジュ

小・中・高校留学-グローバル教育の視点2

前日のブログに引き続き、基礎教育を終了した後の応用教育選択について、
述べたいと思います。
どこまでが基礎で、どこから応用となるのかは、
本人の精神的な成長によって、家族が独自で判断する親の専権事項です。
その時に、本人と親の間で軋轢が生じることもたくさんあると思います。
小学受験、中学受験、高校受験、そして大学受験、
それぞれの場面でそれぞれの家族が直面する、親子の問題は
家族の数だけ存在すると私は考えています。
本人の自我の目覚めがあるゆえに、基礎から応用に移ることができます。
ここでの基礎教育というのは、学習量や技術ではありません。
本人が生きてゆくうえでの価値観の確立ということです。
「何をどうしたいのか」を本人がはっきりと言うことができるかどうか。
周囲に対する「感謝の気持ち」がもてるかどうか。
自己選択と自己責任の意識が確立しているかどうかということを
通じて、基礎から応用へと移行してゆくと私は考えます。
その時期はテストなどを通じて測れるものではなく、
数値化されるものではありません。
私の専門領域である留学は実行年齢にかかわらず、
明らかに応用教育分野であると思います。
英語が海を越えたとたんに生活言語となるわけですから、
あきらかに、10代の留学においては、それまでの英語知識を
フル稼働しても、新たな生活、教育環境に
即対応できるものではありません。
読者の皆さんであれば、その状況でどうしますか。
学習が足りないから、寝る時間を惜しんで学習しますか。
先生に質問し、友達に聞きまくり、どうにかやりくりしますか。
あるいは、宿題などできる範囲でやりますか。
(英語圏の国々は、日本と違って比較的就寝時間が早く、
ニュージーランドでは、10時には一般的には家族は寝てしまいます。
北半球の寮生活に至ってはライツオフ(消灯)時間が決まっています。)

いずれの選択肢をとっても、5時間も6時間も机にかじりついて、
ひたすら勉強するという習慣が英語圏の国にはないといってよいと思います。
勉強量が増大し、専心するのは大学生になってからというのが、
彼らの文化です。
劇的に変化した窮屈な環境でもなお10代の子どもたちが
音をあげずにひたすら留学先の新環境を受け入れる根底に、
日本での基礎教育の効果と成果があると思います。
自らの決意に対する意地も当然、積極的に作用すると思います。
新たな発見の日々に言葉では表せない好奇心の発現もあるでしょう。
寂しさ、辛さ、我慢などがあるから、楽しさ、喜び、感動も知れる。
日本の親への義理や義務もあると思います。
小学、中学、高校留学において、子どもたちに
留学先で求められるのは、圧倒的に精神面での強さや適応性です。
それが私の思い描く基礎教育完成のひとつの姿です。
つづく

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