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アメリカ中学・高校留学-15歳のEnglishクラス3

15歳のEnglishクラス(通信教育)を進めて行きながら気づいたこと、
それは単元の終わりに頻繁にEnjoyという言葉が出てくることです。
都市伝説をオリジナルで新聞記事形式で作る課題にEnjoy your assignments、
マーティン・ルーサー・キングの単元では、人種問題、公民権運動について、
生徒がインタビューを行うという課題があるのですが、
Enjoy your interview & good luckというノリで勉強が進みます。
ソネット(14行詩)をオリジナルで作れというのですが、
(日本では大学生、英文科専攻の課題です)
さすがに、Enjoy making your own sonnetとはありませんが、
単元を重ねて行くに従い、読ませ、考えさせ、答えを作るという
生徒の手作業に対して、それをチェックする側も、その都度コメントを書きます。
先生の顔は見えなくても、先生側も結構な労力であると思います。
勉強をエンジョイしろと通信教育はいうのですが、
生徒指導という立場の私も、本当のところ、
各単元のたくさんの文章を読むことはenjoyでは残念ですがありません。
自らの留学時代にギリシャ神話を勉強はしましたが、
30年前の知識は今回の課題にたいし、懐かしさを喚起させるだけで精一杯でした。
短編小説も、アラン・ポー、O・ヘンリー、シャーリー・ジャクソンなど、
アメリカ人には極めて当たり前の人々でも、
私にとっては、「読むだけで大変」な作業であり、
「久しぶりに学生気分を味わっています」など意地をはって書いています。
しかし、高校時代に感じた脅迫的学習プレッシャーはありません。
「当たり前だろ、君は教える立場だから」と言われても当然ですが、
結構な読書分量をこなしてゆく過程で、出題している側が、
都市伝説を作ることを「エンジョイしなさい」とか、
「さあ、楽しい(ファンプロジェクト)を始めよう」などと言われると、
徐々に、「苦しい、つらい」から「やってみるか」、
「次は何だろう」と思っている自分に気づきます。
通信教育に取り組んでいる生徒は、日本語よりも英語が
得意なくらいですから、時には私に英語を教えてくれます。
「では、自分でやればいいのに」となるのですが、
それがティーンエイジャーの面白いところで、誰かのサポートが必要なのです。
彼は私ほどに、キング牧師の演説を好きではないようですが、
彼と一緒にこの課題に取り組んでいると、私はつい熱くなって、
「人間とは」、「自由とは」、「人権とは」などを彼に語っています。
彼は難題に取り組む時にあくびが出ることもありますが、
私が語っている時は絶対にあくびなどしません。
子どもたちはそのように作られているのだと思います。
「育てられた」のではなく、そのように頭がプログラムされているのが、
子どもなのだと思います。
「人の話を聞く」という理屈で屈服させても「わかってる」で終わりですが、
お互いの感情の交流があるときは、言われなくても「話を聞く」のだと思います。
アメリカ版、通信教育にとりくみ感じることは、
暗記方式の教育ではないということです。
覚えたことをチェックする課題は一つもありません。
あれこれ考え、楽しいと思われることに取り組ませる通信教育に、
私は「乗せられた」自分を感じています。

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