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小・中・高校留学-これからの教育4:特別ということ

You are specialということ、すなわち自分が「特別」であることは
英語圏では当然のこととして受け取られています。
特別でなければ、特別なことを探し、求め、追求する、
そのために先生たちも応援するし、クラスメートたちも、
それぞれの生徒の特別の集合体として機能することが、
受け入れられる風土が彼らにはそなわっていのだと思います。
何がspecialなのかということですが、
その根本に誉めて伸ばす精神があります。
小さい時から、日常のいろいろな場面で誉められて育った子どもたちは、
やがて学校という組織に入っても、おなじように誉められることを、
当然と受取ります。
一方、日本では「特別」であることが、受け入れらるためには、
いくつかの条件を必ず満たさないととんでもないことになってしまいます。
学校においてのみでなく、社会においてもおおよそ同様であると思います。
その日本の風土がグローバル化のあおりを受けるなかで、
ゆっくりですが、激しく変化しつつあるのではないかと私は考えます。
ビジネスの世界では、国境が取り払われ、
最も優れたものを生み出すために、国籍に関係なく人が集められ、
プロジェクトが決まれば、それを最も安く生産できる場所で作り、
最も必要とされ、あるいは売れる場所で売るというのが、
当たり前になりつつあります。
最も合理的に考えるがゆえに、日本に拠点がありながら、
社内の統一言語に英語が用いる会社が出てきました。
「日本人がなぜ英語を使う」といった議論は当然あったと思いますが、
それでもそれに反発する世論もそれゆえに会社を去る人のことも
話題にのぼりません。
会社を社会的な生き物として見れば、これからはspecialでなければ、
グローバルに自己主張ができず、競争に勝ち残ってゆけるかどうか、
会社を経営する人たちは考えていることでしょう。
自己主張も競争も「グローバル」と言ってしまえば、簡単ですが、
現実はそれほどまでに英語に堪能で、すらすらとことが運ぶかどうか、
私は極めて疑わしいと思います。
日本人は英語を読めても話せないとは良く言われたことですが、
その日本人の英語力も国際的にみれば「読める」ということが、
疑わしくなっているのが現実です。
それでもなお、specialであることをかたくなに避け、
協調を装い、平静を保ち、謙遜をして、集団では沈黙を重んじ、
一人モーレツに学術習得のため理解力を向上させ、暗記に専念するという、
価値観を大人が子どもに強制するのであれば、
子どもたちは初めから伸びる芽を摘まれかねないと思います。
specialであってよいことが、より浸透すれば、
日本特有(it’s really special)の不登校も減少するのではと思います。
本来、誠実、正直、勤勉な日本の人々は、
地理的に日本から離れて生活するという体験が
まれであるために、「外の世界」に対して、
対抗力を失いつつあるあるのではないでしょうか。
私はグローバルな社会において最も必要なことは、
競争ではなくて理解であると信じています。
競争の果てにあるのは、グローブそのものの悲鳴であり、
それをさせないのが、グローバル化の根本であってほしいからです。
日本がspecialを基本に回転する、そのためにも
若い人たちに苦労させたい。
留学であっても、なくてもspecialの本当の精神を
なるべく多くの人に考えられる場を提供したく思っています。

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