留学コンシェルジュ

小・中・高校留学-日本の文化とこれからの教育2

個人と組織、これからの教育を考える際、大きな課題であると思います。
組織によって個人が守られる代わりに、個人は組織のために従う、
奉仕するという構図で私たちは戦後の大復興を成し遂げました。
このシステムはバブル経済崩壊前のモデルと私は考えています。
日本人の世界的特性である、勤勉性を生かして、「質が良く、安く、丈夫」である
日本製品が世界を制覇した時代です。
教育の世界にもこの「精神」は色濃く反映されていると思います。
たとえば、価値観の統制という意味では、今まで何度か言及しましたが、
「入学式の風景」でその一端を見ることができます。
壇上から校長自らが、居眠りをしている生徒を「その場」で
「本人に」、「直接」、注意を行なうという行為は価値観統制のための
学校は「甘くない」ことの確認なのでしょうが、私には見せしめとしか映りません。
教育の目的の一つとして、学ぶことの必要性と喜びを
子どもたちに伝えることがあると思います。
特に、初等、中等教育においてはこの目的は大切なものだと思います。
彼らは学習マシンではなく人間です。
怠惰、へそ曲がり、感情的、いい加減、やりっぱなし、気分屋など、
本来子どもたちはそうゆうものだと私は思います。
それでいて、彼らは、プライドが高く、人の話を聞き入れなく、頑固なところと、
優柔不断なところがあり、時に優しく、暇だとすぐ眠ってしまう人種でもあります。
だから、大人たちが面倒みないといけないのだと思います。
面倒の見方を間違えると、誇り高き子どもたちは言うことを聞かない。
そこで組織の価値観を押し付けるか、あるいは「なぜ」と考えるか
その選択は「教育者」の自由の裁量の中にあります。
「問答無用」で組織の価値観が機能した時代はビジネス界においては、
とっくに(バブルの)崩壊をみました。
「それは親の仕事」と考える方もいると思いますが、
親も子とのかかわり方に悩んでいるのだと思います。
いかに優秀でも、それが「成績」の範囲内であることを一番知っているのは、
彼らの親であり、だから「教育」が大切だと学校との連携を
親は模索し、悩み、日常の中で忙しさに追われ、
そして思いついたように、教育の可能性をいろいろなところに探しに行く
というアクションを繰り返しているのだと思います。
子どもたちにはこどもたちの事情とその行為の理由がある-それを信念として
もたないと教育コンサルタントは務まりません。
それはこの仕事が、組織に保護されるという仕事ではないからです。
人間として子どもと親に直接かかわり、それぞれの家族の教育を
選択するということにかかわる仕事です。
そのためのリスクと費用に関しての説明は
単純明快でないといけないと思っています。
個と組織とのかかわりについて、
いくつかの例証を続けて行きます。
つづく

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